2019年12月19日、4回目となる日中の試運転が行われました。日中の試運転が始まって以来4日連続の試運転となります。2020年春の新型名阪特急ひのとりのデビューに向けて着々と準備が進んできています。
今回試運転をしたのは新型名阪特急に使用される近鉄80000系HV01編成でした。
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近鉄80000系4日目の試運転の様子

近鉄80000系ひのとりを名張~赤目口間で撮影したものです。ヘッドライトや車体の艶めかさがいいですね。4日連続の試運転となりますが、調子は上がってきましたかね。(最初は初期不良が多かったという話も聞いています。)
オレンジと紺の古い近鉄特急はひのとり登場で置き換え
ツイートにある通り3種類の近鉄特急が並ぶのは今だけで、ひのとりがアーバンライナーを置き換え、アーバンライナーが古い特急(12200系スナックカー)を置き換えます。
近鉄沿線の方は慣れ親しんだオレンジと紺の塗装ですが、あと数年で見納めとなります。鉄道ファンでなくとも沿線に住んでいる人も思い出としてシャッターを切ってみてはいかがでしょうか?
なぜ新型名阪特急ひのとりは試運転をするの?

これはバスタブカーブと呼ばれるもので鉄道車両や機械装置での故障率がどのように推移するか示した図です。このようにどうしても最初は初期故障が多いことが分かります。そのため制動試験などを行い、故障率が下がったところで2020年春の営業運転になるわけです。
皆さんを安全にそして正確に輸送するために試運転は必要ということが分かっていただけたらいいと思います。