JR東とJR西の境界駅 上越妙高は境界感があるのか

東京駅から長野駅を経由して金沢駅を結ぶ北陸新幹線。ひとつの路線名称ですがJR東日本とJR西日本が共同で運行し、境界が存在します。

JR東日本とJR東海の境界駅である東京駅やJR東海とJR西日本の境界駅である新大阪駅では、会社のデザインといった特色の違いにより、見た目で明らかに境目という場所がわかるのですが、北陸新幹線の保有会社が変わる境界駅である上越妙高駅はどうなのでしょうか。鉄道系youtuberのがみさんが検証したので紹介します。なお撮影日は2019年5月です。

北陸新幹線はある意味全国的に珍しい

北陸新幹線は正式路線名的には高崎駅から金沢駅のことで、東京駅から上野駅は東北新幹線、大宮駅から本庄早稲田駅は上越新幹線です。しかし便宜上、東京駅から金沢駅を北陸新幹線と案内されています。

がみさんは金沢駅から上越妙高駅に向かったということで、まずはJR西日本の金沢駅を紹介します。全体的に黒っぽいデザインで、電光掲示板などを見ればJR東日本との違いがよくわかると思います。

時刻表もJR西日本独特のデザインです。当たり前ですが完全なるJR西日本管轄の駅なのでなんの変哲もありません。

ホームの案内放送も、JR西日本のものでJR東日本とは異なります。

余談ですが、がみさんが乗られたE7系は、2019年に発生した台風19号による大雨で水没した車両の1つであるF1編成でした。使用不可で廃車が決まり今は亡き車両となりました。

移動し上越妙高駅にやってきました。案内放送はJR東日本のものになりました。

電光掲示板もJR東日本のものとなり今のところJR西日本の面影はありません。

改札口ですらJR東日本一色です。駅周辺も含め、JR西日本との境界駅である様子は全くありませんでした。一体どういうことなのでしょうか。

上越妙高駅はたしかに境界駅ではあるものの、駅の管轄は完全にJR東日本です。他の境界駅で境界が見られるのは1つの駅を複数の会社が管理しているからなのですが、上越妙高駅はJR東日本しか管理してないのでこのような結果となりました。

また上越妙高駅が境界にも関わらず、実際の乗務員交代は長野駅で行います。これは優等列車である「かがやき」が上越妙高駅に停車しないからです。よって効率的な運用のため、全列車が停車する長野駅で乗務員交代が行われているのです。

北陸新幹線はある意味珍しいというのには、理由が2つあります。

1つめは冒頭でもあった、「北陸新幹線」という1つの名称の新幹線路線を複数の鉄道会社が運行している点です。「のぞみ」「ひかり」といった列車愛称ではなく「東海道新幹線」「山陽新幹線」といった路線名称のことですが、全国的に見てもこのような形態は新幹線では唯一です。

2つめは新幹線で唯一他社乗務員による運転区間があるという点です。北陸新幹線の境界駅は上越妙高駅ですが、先の通り乗務員交代は長野駅で行われています。つまり長野駅-上越妙高駅間はJR東日本が保有してるが、乗務員はJR西日本ということになります。

その他にも直接北陸新幹線に関係はありませんが、JR西日本は山陽新幹線も運営しています。1つの鉄道会社が運営する新幹線路線が直接繋がっていない事例も唯一珍しいことです。

境界は見られませんでしたが、このように北陸新幹線には興味深い点が他にも沢山あります。また、がみさんが上越妙高駅を訪れたという動画は以下から見れますので、ぜひそちらも合わせて見てみてください。

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