Go Toキャンペーンが話題になっていますが、東京が除外されたり年齢制限がかかったり色々と先行きが不透明です。今回はGo Toキャンペーンを適用させるよりも安く移動する方法を紹介します。

Go Toキャンペーンはそもそも50%還元ではない

https://japan-railway.com/entry/2020/06/23/090000

Go Toキャンペーンは一定の条件を満たした旅行の費用の50%を還元する制度です。限度額もありますし急ピッチで決めたので最近報道されているように条件がどんどん厳しくなることが予想されます。ちゃんと還元されるのか不安ですし申請も面倒くさそうです。そもそも8月末までの旅行にはクーポンが発行されないので実質35%還元です。

交通費を還元対象にするには現地でのアクティビティや宿がセットである必要があります。旅行向けの宿はシーズンによって大きく価格変動します。宿に特にこだわりがない人はアパホテルなどをとった方が安く済みます。そこで交通費単体でも定価の最大50%程度で済ませられる方法を紹介します。

JR東日本の全方向の新幹線・特急が半額

https://japan-railway.com/entry/2020/07/13/150255

この記事で詳しく紹介していますがJR東日本のほぼ全ての新幹線・特急が50%引きになる「お先にトクだ値スペシャル」というものがあります。区間や列車もある程度自由に選べるのでかなりおすすめです。50%引きはJR西日本の北陸新幹線でも割引が受けられます。また50%割引の対象期間は8月20日からですが、普段も早く申し込むことで最大35%の割引があります。

JR西日本・JR九州の場合、画像は一例ですが早得という割引きっぷがあります。1週間前までに申し込むことによって、区間によってはほぼ半額まで割り引かれます。会員登録は必要ですが簡単にネットから申し込めます。またJR九州からは乗り放題きっぷの「みんなの九州きっぷ」が発売されています。土休日限定ですがこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

https://japan-railway.com/entry/2020/06/28/233422

日帰り旅行商品で半額近くに

JR東海からは目立った割引きっぷは発売されていません。しかしJR東海ツアーズからはかなりお得な日帰りの旅行商品が発売されています。例えばただ単に東京↔新大阪を新幹線で往復するプランですが、価格は15200円です。これは片道ではなく往復の価格です。つまりキヨスク500円割引クーポンを差し引いて計算すると片道7350円です。定価が13870円なので50%近い割引です。

現地でのアクティビティがないとGo Toキャンペーン適用にならないことを気にして、食事や観光をつけてしまうと割高になってしまいます。キャンペーンを気にしない方が安く済む場合が多いと思います。

日本旅行からもサンダーバードが半額近くなる旅行商品がでています。他にも各社たくさんの商品があり、このような安い商品を探すコツとして「日帰り」「往復」を意識してみてください。オプションをつけるとかえって高くなる傾向にありますが、もし安く食事等がつけれる場合はセットにしてキャンペーン対象にしてもいいかもしれません。

株主優待が格安に

店舗によって異なりますが金券ショップ(特に新宿)ではJR・私鉄各社の株主優待が例年より安くなっています。特にJR東日本は東北地方への需要低下やお先にトクだ値スペシャルの影響で、片道の運賃と1列車の料金が4割引になる優待券の最安値で2400円を切っています。例年4000円を超えることがあり、今年も4月の時点でもコロナの影響があるとはいえ3600円程度だったのでかなりお得です。他の会社も安くなっているので、店舗に足を運ぶのが難しい人はヤフオクなどをチェックしてみてください。

ヤフオクで現在取引されている株主優待の平均価格

  • 東日本(4割引):2400円→片道6000円以上の場合お得
  • 西日本(5割引):3300円→片道6600円以上の場合お得
  • 九州(5割引):1400円→片道2800円以上の場合お得
  • 東海(2割引):1200円→片道6000円以上の場合お得

まとめ

Go Toキャンペーンはあくまで補助として考えた方が良さそうです。国からの要請かはわかりませんが、JR各社からはかなりお得な割引きっぷがでています。またフリーきっぷや青春18きっぷもあるので、無理にもったいないからとキャンペーンの対象をにしなくても良さそうです。

キャンペーン関係なく旅行がしたい人は旅行パッケージを買って還元はおまけ程度に思っていればいいですし、単純に移動したい人や安いなら行きたい人は上記の方法がおすすめです。宿はキャンペーンに乗じて値上げしたりクオカードをつけたりと、悪意がある面もあります。宿単体でも適用されるとのことなので安宿を取って上記の方法と組み合わせれば例年より安く旅行ができると思います。

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