8月15日、ツイッター上で線路沿いにある標識が引き抜かれていると話題になりました。信じ難い事件ですが一体何がなんのためにやったのでしょうか。

撮影の邪魔だからと標識撤去

左が被害にあった後で右が被害にあう前の写真です。わかりずらいですがよく見ると写真下ギリギリの位置に黄色い看板が見えます。投稿者によると9日にはあった標識が14日には無くなっていたとのことです。「通行危険」と注意喚起をする標識で重要なものだということがわかります。

撮り鉄が画角に写りこんで邪魔という身勝手な理由で無断で引き抜いたのです。標識はほとんど気づかないレベルなので無視したり、どうしてもという場合は画像編集ソフトでどうにかすればいいものをなぜこのようなことをしたのでしょうか。

また同じく邪魔という理由で民家の木が切断されています。少し前にもロイヤルエクスプレスの甲種輸送で石橋のみかん畑が同様の被害にあいました。実は看板や木の無断撤去は今に始まったことではなく過去に何件も事例があります。

わざわざ沿線に出向いているので現地の自然物や建造物を活かした構図で素晴らしい写真を撮っている人がいる中、不純物のない単調な写真を撮りたがる人によって撮り鉄のイメージが著しく下がっています。そういう人たちはそのうち電柱や架線も邪魔とか言い出すかもしれませんね。

https://japan-railway.com/entry/2020/07/22/130328
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アンチ・トレインデンジャラス
アンチ・トレインデンジャラス
3 年 前に

いつも拝見しております。

ここ最近は撮り鉄の不祥事が後を絶たず、中には今回のような犯罪行為に至るケースも増えていますので、これでは単なる撮り鉄のイメージ悪化では済まされないでしょうね。

ちなみに今のところ、撮り鉄たちが起こしている問題行動は器物損壊や撮り鉄同士のトラブル、そして地域住民への迷惑行為(罵声や恫喝、その他いろいろ)などのようですが、これらの積み重ねが最悪の形として、撮り鉄とは無関係の人たちに危害(傷害や殺人など)が及ぶ恐れも否定できません。

しかし、いくら撮り鉄の迷惑行為であっても、人への危害だけは絶対に起こすことがないよう、強く願っています。

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