石川県というと何を真っ先に思い浮かべるでしょうか?
金沢駅、金箔、兼六園、21世紀美術館、ひがし茶屋街、加賀温泉街などなど多くの観光地がありますよね。
そんな中でも兼六園は多くの方が観光として1度は来たことがあるのではないでしょうか。
兼六園に花見がてら来るというのは良く見ますが、冬の兼六園を訪れるという人は少ないのではないかと思います。
そこで、冬の兼六園の魅力について知ってもらい多くの方に足を運んでもらいたいです。
冬の兼六園の魅力とは?

「何故そんなに冬がいいの?」と思う方も多いと思います。その理由はズバリ、雪吊りです!
雪吊りとは何ぞや?と思う方も多いと思うので雪吊りについて説明していきます。
冬にしか見られない雪吊り
雪吊りとは雪害から樹木を守るために、枝野の先端からワラ縄を使って各枝に放射状に縄を張るものです。
ただし、背丈の低い樹木の場合は違う方法で行われます。
兼六園では毎年11月1日 ~12月中旬にかけて雪吊り作業を実施しています。
雪吊り作業をしているのを見る機会は中々ないため、貴重ではないでしょうか。作業員の方々のカッコいい姿を見ることができます。
また、雪吊りは3月15日頃から1週間ほどで外されるので約3~4ヶ月ほどしか見ることできません。
写真好きな方はもちろんのこと、そうでない方も写真映えする雪吊りを撮ってもらいたいです。
是非一度冬の兼六園に足を運んでみてはいかがでしょうか!!
金沢城・兼六園四季物語 冬の段(ライトアップ)

また、雪の降る冬に行われるライトアップも魅力的です。
雪吊りを見れて尚且つライトアップも見れるという一石二鳥なこのイベント。
普段はお金を払って兼六園に入園しなければいけませんが、この時ばかりは無料で入園できちゃいます!
昼の兼六園もいいですが、夜の兼六園はまた違った景色を見ることができます。
北陸の冬の寒さに凍えながら見ると、綺麗な景色により感動できると思います。
ライトアップは毎年2月の金曜や土曜の週末(変動有)に開催されます。
時間は17:30~20:45(閉園は21:00)です。
兼六園の基本情報

兼六園は文化財にも指定されている庭園で、日本三大名園の1つです。
営業時間
年中無休ですが、営業時間は時期によって若干異なります。
3月1日~10月15日 7:00~18:00 (退園時間)
10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)
入園料
個人
・大人(18歳以上) 320円
・小人(6歳~18歳未満) 100円
団体(有料対象者30名以上)
・大人(18歳以上) 250円
・小人(6歳~18歳未満) 80円
免除(無料)の対象になる人
・65歳以上
・障がい者
また、兼六園の県民観賞の日というものがあり、
毎週土・日曜日に限り石川県民は入園料免除となります。
ただし、公的機関が発行する運転免許証・保険証等で県民である証明の提示が必要です。(コピー可)
園内での禁止事項
園内は禁煙、ペットの持ち込みはできません。
アクセス
兼六園までのアクセスとしては、路線バス、金沢ふらっとバス、その他バス、タクシー、自動車があります。
路線バス
金沢駅東口の3,6,7番乗り場のバスに乗れば兼六園に着きます。
料金は大人200円・小人(小学生)100円です。ただし、全国交通系ICカードは利用できません。
- 金沢駅ー近江町市場ー香林坊ー兼六園下で下車 金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)から入園
- 金沢駅ー近江町市場ー香林坊ー広坂で下車 金沢城公園(玉泉院丸口)・兼六園(真弓坂口)から入園
- 金沢駅ー近江町市場ー香林坊ー兼六園下ー出羽町(でわまち)で下車 兼六園(小立野口)から入園
金沢ふらっとバス

金沢ふらっとバスというゆっくり周るバスがあります。時間に余裕があるという方はこちらでもいいかもしれません。
料金は大人100円・小人(小学生)50円です。このバスの支払い方法は現金のみです。
菊川ルートは片町・タテマチから乗車するときに使えます
材木ルートは近江町市場やひがし茶屋街から乗車するときに使えます。
その他バス
料金は大人200円・小人(小学生)100円です。ただし、全国交通系ICカードは利用できません。
タクシー
金沢駅より約10分で着きます。
自動車
- 北陸自動車道 金沢西ICから約30分
- 北陸自動車道 金沢東ICから約30分
- 北陸自動車道 金沢森本ICから約20分