JR小山駅から(株)東光高岳の製作所までを結ぶ全長4.7kmの貨物線、通称「高岳貨物線(専用線)」が休止・廃止になった可能性があるとネット上で話題となっている。
この貨物線は自社製品の変圧器など大型の機械を輸送するために年数回程度使用していた。
えっ、高岳専用線廃線になったのか。
— 結城っ子 (@tetsu_mito657) 2019年5月3日
LRT旅客化もあるから線路が無くなる訳ではなさそうだけど。 pic.twitter.com/Dj0i1eF2Oy
JR小山駅から伸びる線路には車止めが設置
3月改正で終了だったようです(≧◇≦) pic.twitter.com/IsnTthMEHm
— hanadanna2525 (@hanadanna2525) 2019年5月3日
写真から分かるように、JR小山駅から伸びる線路には車止めが設置されている。今回の車止めの設置で少なくとも高岳貨物線を使用した貨物輸送が今後行われる可能性は低いということは言えるだろう。
今回の路線休止・廃止はLRT(路面電車)の調査・着工準備に向けたもの?
高岳貨物線では今後路線をLRT(路面電車)にして旅客化する計画がある。旅客化によって、周辺のショッピングモールや住宅地、学校などにアクセスしやすくなる。
小山市によると「平成30・31年度は今後どれくらいの利用者が見込まれるかアンケート調査を基にした需要予測を行なっております。」としている。(小山市:高岳引込線の活用について(平成30年12月)より)
現在の段階では路面電車を使用するのか、非電化方式のレールバスになるのかもまだ発表されていない。今後の動向に注目したい。