2019年7月に入って、7pay(セブンペイ)など種類が多くて、正直よくわからない○○payを始めとした電子マネー界隈。「とりあえず、他社も○○payやってるし、うちもやろう」みたいな考えで、新規参入が増えたはいいですが、顧客にとってはむしろ使いづらくなってしまったのではないかと自分は思います。
今回は自分が使っている最も効率よくポイントを稼いでいく方法を皆さんにお教えしつつ、これを見て賢く買い物をしていただければと思います。
自社しか使えない・消費者に負担になる○○payは避けるべき
例えば7pay(セブンペイ)といった自社のみの商品にしか使えない○○payは使うのを避けるべきだと考えます。ポイント還元率を見ても200円(税抜き)で1ポイントしか付かないですし、特に200円未満の買い物が多い若者や学生などは「メリットがまったくない」といっても過言ではありません。むしろ自社の商品にしか使えないので、現金より使いづらく「デメリット」すら出てきます。
それに加え、あとでご紹介する他の決済方法では他社でも使えるほか、100円以下であってもポイントがついてきます。
もし、始めるにしてもチャージなどはせず、新規登録するだけでもらえるおにぎりをもらう程度で、あとは使わないという作戦でいいと思います。
自分が不正利用の被害にあわないために
クレジットカードは不正利用されるケースがあり、7payの場合では、30万勝手に使われたとのツイートもありました。緊急ダイアルもフリーダイヤルではないので通話料金を負担したとのことです。
過去に大規模なクレジットカードの不正利用があったpaypayや7payなどでクレジットカードを登録するのは自分の身を守るためにもしない方が無難です。
改めまして
— めるかば (@methuselah3) 2019年7月3日
お恥ずかしい限りですが、セブン-イレブンアプリの乗っ取りにあいまして、7payの不正チャージにより30万円利用されました
あまりに対応がひどいので、順番に対応状況を記載していきます
ハッシュタグはシンプルに#7pay
結論をまとめると
- 新規参入の自社のみの商品にしか使えない○○payは避けるべき
- ポイント還元率を見ても持つメリットは少ない
- 特に若者や学生はメリットはなく、現金より使いづらいデメリットも
- 不正利用防止のため、過去に不正利用があった○○payはクレジットカードの登録はしない方が無難
最もお得に効率よくポイントを稼ぐ方法を紹介
今回は○○payや電子マネーをうまく使って最もお得に効率よくポイントを稼ぐ方法を紹介していきたいと思います。
使う電子マネーは3種類のみで十分
今回紹介する電子マネーはクレジットカードを含め3種類のみです。3種類使用することでメリットとデメリットをそれぞれカバーできるようにする仕組みになっており、あまりチャージなどで使えないお金が増えないように3種類に厳選しました。
「たったこれだけ?」と思うかもしれませんが、本当にこれだけでお得に効率よくポイントを稼ぐことができます。
コンビニや電気代はLINEpayでの支払いをしよう
○○payは正直LINEpayのみで十分だと思います。
LINEpayは大手のコンビニ(セブンイレブン・ファミマ・ローソンなど)で使え、バーコードやQRコードで決済すると、3%のポイントがついてきます。100円単位でポイントが付くわけではなく、80円のコロッケを購入した時2ポイントついてきました。(理論上では34円以上であればポイントがついてくると思われます。)
ただ、LINEpayに付帯したクレジットカードではJCBブランドしかないため、クレジットカードとしては使いづらいといった印象です。
電気代の払込票を読み込みことで、自宅でも支払いを済ませることができます。また、大阪市などの一部自治体では水道料金、市民税や自動車税もLINEpayで納入できます。今後は他の自治体にもこの流れは広がっていくかもしれませんね。
ただし、納入金額の制限や領収書が出ない制限があるので納入先に事前に条件を確認しておくことをお勧めします。領収書が欲しい場合には金融機関とコンビニで従来の方法で支払う必要がありそうです。
LINEpayのメリットデメリットまとめ
LINEpayのメリットとしては
- ポイント還元率は3%で業界最高水準の還元率
- 新規参入した○○payの中ではシェアが大きい
- 大手コンビニ・大手電力会社の支払いで使える
- 今後使える場所が拡大していくと思われる
LINEpayのデメリットとしては
- ネットショッピングで使えるところが少ない(Amazonとか使えたらいいなと個人的には思います)
- クレジットカードも発行できるがJCBブランドのみで使いづらい
- 電車などの交通機関では使えない
- 食料品を購入できるスーパーなどでまだまだ使えないところが多い
- 2019年7月現在では水道代・税金の支払いができる自治体が少ない
- 領収書を必要とする人はこれまでと変わらない支払方法に
電車に乗るときや食料品の支払いにはビューカード(Suica)で支払いをしよう
LINEpayやクレジットカードでは電車賃の支払いをすることができないか、乗車前に切符を購入する必要があります。
そこで電車に乗るときはビューカードというクレジットカードを使ってSuicaにチャージするとポイントが1000円で1.5%ついてきます。(チャージでポイントが付くので支払い時にはポイントはつきません)
関西など旅行先の交通機関でもSuicaが使えるほか、イオン系列のスーパーなど食料品でもSuicaのポイントが付きます。ただし、ポイントをSuicaの残高に交換する場合はJR東日本の券売機かビューアルッテというJR東日本のATMに行く必要があるため、関西圏などではあまりお勧めできないのと、旅行などで関東に行く人に限定されます。関西では名古屋のビックカメラの中にATMがあるので名古屋にすぐ行ける人は使ってみてもいいかもしれませんね。
そのほか、たまったポイント600円分でお得に普通列車グリーン車に乗ることができるので、関東に旅行をした時には使いたいですね。支払いの上限が2万円と決まっているので高額商品の支払いが難しいという点はあります。
しかし、公共料金やJR東日本以外でビューカードのクレジット機能を利用すると0.5%しかポイントかたまらないので注意が必要です。
JR西日本ではクレジットカードによるチャージができる「スマートICOCA」もあるので、JR西日本を使う人は利用してみましょう。
ビューカード(Suica)のメリット・デメリットまとめ
ビューカードの(Suica)のメリットとして
- 電車やバスの交通費の支払いにポイントを付けられる
- LINEpayでカバーできない食料品でも支払いができるスーパーがある(イオン系列など)
- 普通列車グリーン車が600円分のポイントで乗れる(平日51km以上で通常料金は980円)
ビューカード(Suica)のデメリットとして
- Suicaでコンビニで買い物すると還元率はLINEpayの半分
- クレジット機能で自社以外の買い物をすると0.5%の還元率
- 関東圏以外だとポイント交換が難しい
- 支払いの上限額が2万円
クレジットカードは楽天カードを使おう
LINEpayとSuicaでどうしてもカバーができないところがネットショッピングや高額な買い物です。また、公共料金やネット通販などでもクレジットカードの設定をすることでクレジットカードから自動的に支払いができるようにすることができます。
ただ、LINEpayとSuicaが優れているところもあるので、どっちが得するのか考えて利用をしてみましょう。
100円(税込み)で1ポイントつくのでクレジットカードとしてはポイント還元率は高い方なのかなと思います。
また、クレジットカードのブランドが(Mastar、Visa、JCB、American express)色々選べるのも魅力で、自分の利用方法にあったブランドを選ぶことができます。
また、クレジットカードを使うと楽天ポイントがもらえるので作ってみてはいかがでしょうか?