2020年2月4日、JR東海道線横浜駅で通常では見ることができない、「電車が逆走している様子」がTwitterで話題となっています。一体なぜ逆走したのでしょうか?

東海道線の電車が逆走した理由とは?

こちらが実際にJR横浜駅に「逆走」しながらホームに侵入してくるJR東海道線(上野東京ライン経由高崎線直通)の籠原行き電車です。

動画内で横浜駅から見て「東京方面から電車が進入します」とアナウンスがされています。本来であれば、東京方面へ電車が発車していくので、駅員さんのアナウンスからも逆走しているということが分かります。

今回の「逆走」は一度横浜駅を出発しましたが、並行する京浜東北線で人身事故が発生し東京方面に進めず、乗客が「缶詰状態」になるのを防止するために再び横浜駅に戻ってきたと思われます。

過去に長時間「缶詰状態」になった事例で、耐えかねた乗客が非常用の「ドアコック」と呼ばれる手動でドアを開ける装置を操作し、乗客が線路上を歩いてしまったことがあります。線路上では他の列車と接触するなどの危険性があるため、こういったことを防止するために「逆走」する措置が取られたものと思われます。

ただし、踏切などが原因で「逆走」できない場合には立ち往生することとなりますが、今回は支障するものがなかったため行われたものと思われます。とはいえ、横浜駅で逆走するということは珍しいことかもしれませんね。

関連記事

https://japan-railway.com/entry/2020/02/04/152503
https://japan-railway.com/entry/2020/02/04/070003
https://japan-railway.com/entry/2020/02/04/161651
0 0
Article Rating
申し込む
注目する
guest
0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事