定期券で特急列車に乗れる?乗れない?同じJRでも各社によって対応が異なる

鉄道会社 定期券で乗れる列車の範囲(特急列車以下の種別のみ)
JR北海道 自由席特急券を購入すれば、特急列車自由席に乗車可 特急定期券・定期用特急回数券の発売がある
JR東日本 JR東日本が認めている列車の自由席特急券・指定席特急券を購入すれば特急列車自由席・指定席に乗車可
JR東海 自由席特急券を購入すれば、特急列車自由席に乗車可
JR西日本 自由席特急券を購入すれば、特急列車自由席に乗車可、急行券を購入すれば急行にも乗車可
JR四国 自由席特急券を購入すれば、特急列車自由席に乗車可 特急定期券の発売がある(快てーき)
JR九州 別に特急券・グリーン券を購入すれば、特急列車の普通車自由席・普通車指定席・グリーン席に乗車可

鉄道各社の定期券のルールが記載されているページの内容をまとめてみました。同じJRでも各社によって対応が異なりますが、特に他の鉄道会社と異なるものについては下線を引きました。

実は定期券で特急列車に原則乗れないというルールを適用しているのは、JR東日本のみです。普段乗る列車はJR東日本が認めているとはいえ、乗客にとっては分かりにくいですよね。

他の鉄道会社では、例えばJR東海の場合「JR東海管内では定期券でも自由席特急券を購入すれば乗車できる」という旨が記載されていて、利用客にとても分かりやすいルールになっています。

また、JR北海道やJR四国では特急券分も割引になる「特急定期券」の発売があり、JR北海道のみ定期券を持っている人だけ使える「特急回数券」も発売されています。

急行つやま Wikipediaより

JR西日本では定期券で特急列車の他に、急行列車にも乗車できるという記載があります。恐らくですが、岡山~津山間でかつて2009年3月まで運転されていた急行「つやま」という列車がありました。

急行と言っても所要時間は快速列車とほぼ同じ、使用車両も同じでした。ゆえに地元の人からは「ぼったくり急行」と呼ばれていたようです。

なぜ残ったのかというと、元々急行「砂丘」という岡山~鳥取間を走る急行列車が津山線経由で運転されていました。しかし、現在の特急「いなば」のルートでもある高規格で高速に走れる智頭急行線経由での運転となり、急行「砂丘」は廃止になりました。

しかし、急行が無くなるとイメージダウンにつながると考えた津山市と地元商工会が猛反発し、急行「砂丘」だった1往復を急行「つやま」として存続させることになった経緯があります。

当時JR西日本管内で残っていた最後の急行列車で、日本全国で見ても最後の定期の昼行急行列車でした。

さて、定期券の話に戻しますが、もはや急行料金を取っていたとしても所要時間は快速列車と同じ。(急行「砂丘」として運転していたダイヤを快速「ことぶき」で置き換えて運転していたため)

一方で、定期券の利用客の中には急行「つやま」快速「ことぶき」自体が1時間~2時間に1本程度しか本数がないため、利用しなくてはならない人も想定されます。急行列車と言いつつ速達性はないので、利用可能としていたのではないでしょうか?あくまで仮説に過ぎませんがそういったことが考慮されて、定期券でも急行列車が利用可能となっていることが推測できます。

最後に定期券を持っている人は新幹線を安く乗れるのかという話をして終わりたいと思います。

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