2023年春のダイヤ改正で開業する、相鉄・東急直通線。
3月5日、「相鉄・東急直通線 しゅん功開業式典」が新横浜駅で行われました。斉藤国交相、菅前首相、黒岩神奈川県知事らが出席し、テープカットを行っています。
東急新横浜線の途中駅である新綱島駅も、初めて報道公開されました。
ホーム壁の青や水色は鶴見川とともに発展した街を表現。改札口付近では発光するガラスパネルにより桃栽培で発展歴史を伝えています。
華々しい開業が今から楽しみになる、そんな報道公開でした。
その一方で、一部報道陣はホーム上で危険な撮影を行っていたようです。
こちらは日本テレビ鉄道部がTwitterに投稿した、新綱島駅に東急5000系試運転列車が到着する動画。
動画冒頭部、奥でカメラを向けている方は、完全にホームドアに手をかけて撮影しています。さらに、ツイートに掲載された動画の撮影者も、角度から判断してホームドアに乗り出さんばかり。少なくとも日常でこのような撮影を行っていれば、危険と判断されて絶対に注意されるべき立ち位置です。
当然知らなかったでは通らない話ですが、鉄道部を名乗っているからには、安全運行に支障をきたす行動を発信するのはご法度というべき行動です。のんきに「#のるるん」「#そうにゃん」等と付ける前に、撮影マナーを遵守した上で報道を行わなければなりません。
また、列車が警笛を鳴らしていないことや、ホーム上で撮影者に注意を行っていないように見える点も、不自然に感じます。いくら開業前の試運転で報道公開とは言え、危険行為を行っているのであれば、やめるよう促す行動を取るべきです。
撮り鉄を始めとする鉄道ファンは、このような撮影行為はしないよう、反面教師にしましょう。