関東鉄道は大胆なコストカットを実施すると発表しました。なんと、快速停車駅やJR連絡駅も終日無人化の対象にするということです。鉄道ファンからは不正乗車が可能になってしまい「ザル」になるのではないかなど、衝撃が走っています。
2021年9月から関東鉄道主要駅で無人駅化
関東鉄道快速停車駅「石下駅」
関東鉄道常総線、茨城県常総市に位置する石下駅が無人駅になると発表しました。快速駅にも関わらず無人化を決定したことから驚きの声が上がっています。
無人化は2021年9月11日始発から実施されます。
ただ、沿線には筑波サーキットがあり、レース開催時のみ駅員が配置する可能性がありそうです。
関東鉄道常総線「宗道駅」
こちらも同じく茨城県下妻市にある関東鉄道常総線「宗道駅」。2021年9月16日始発から実施されます。2017年の平均乗車人数は約119人でした。
関東鉄道竜ケ崎線「佐貫駅」がJR接続駅なのに無人化
JR常磐線との接続駅である関東鉄道竜ケ崎線佐貫駅で無人駅化が行われるということです。実施は2021年9月16日始発から実施されます。
このため、竜ケ崎線の入地~佐貫駅の間で事実上きっぷなしで不正乗車が横行してしまうのではないかと懸念が出ています。ただし、佐貫から竜ケ崎まで乗車する場合には駅員がいるため、無札ができない仕組みになっているほか、そもそも、宙ぶらりんの支線なので、160円~230円までしか運賃収入が取れないことを考えると人件費をかけないという選択肢もありだったかもしれませんね。
関東鉄道とJR龍ヶ崎市駅が別改札になっていることから、実施されたことなのかもしれません。