Twitter上で「岡山の恥ずべき朝」というツイートが話題となっています。そのツイートは路面電車との間に車が渋滞の列を作っており、路面電車が動けない写真が話題となっています。実はこれは道路交通法違反ですが、ツイートからは取り締まる様子はありません。一体何が問題なのでしょうか?
路面電車の運行の妨害は何が問題? 反則金や違反点数の罰則も
岡山の恥すべき朝 pic.twitter.com/nzY4cNXInm
— ( )あんぱん( ) (@anpan_2634) July 16, 2020
路面電車には軌道敷という「ここに路面電車が走りますよ」というスペースがあります。通常石畳やアスファルトの場合点線で示されていることがあります。今回問題のツイートですが、軌道敷に車が入り込み路面電車の走行を妨害しているように見えます。
原則としては軌道敷への車の侵入は禁止 通行可でも路面電車の運行を妨害してはならない
軌道敷走行可能の場合にも「軌道敷内を通行する車両は後方から路面電車が接近してきたときは、当該路面電車の正常な運行に支障を及ぼさないように、すみやかにエリア外に出るか又は当該路面電車から必要な距離を保つようにしなければならない。」と道路交通法第21条3項には記載があります。
また、上記のことを守らなかった場合、第121条第1項第5号の規定により2万円以下の罰金・科料を課すと記載があります。道路交通法の規定によれば、反則金1点、科料は4千円となります。
一応除外規定として、右折、左折、転回のために軌道敷を横切る場合や、道路が工事していた場合にやむを得ず軌道敷に入らなくてはいけない場合がありますが、写真を見る限りそういった様子はありません。よって、実際に警察が取り締まりをしていれば罰金または科料が課せられていたと思われます。
このツイートを契機に交通マナーが改善され、路面電車が安全・定時運行ができるようになればいいですね。
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