東京から大阪までSuicaだけ使って移動 どんなルートで移動する?
まず東京駅から新宿駅に向かい小田急線に乗り換えをします。お金をかけたくなければ東海道線で小田原まで行くルートがありますが、特急に乗っても追加で支払う料金はそれほど変わりません。(JRで小田原に行った方が約1050円高いです。)そのため、せっかく乗るなら特急列車に乗ってみるのもいいと思います。
今回は新宿から秦野まで特急ロマンスカー(ホームウェイ11号)に乗車して移動します。特急券についてもSuicaで購入が可能のため乗車しました。
もしも、Suicaで買うことができなければ特急は使わないということで今回は旅行していきます。
秦野駅からは向かい側の列車に乗り換えます。小田原まで特急で行ってしまうと乗り継ぎができないので注意が必要です。
秦野から新松田に移動し、新松田でJR東海の御殿場線へ乗り換えをします。新松田駅は小田急の駅でJR東海は松田駅ですが、一度改札を出て徒歩で移動することができます。小田原までJRを使ったとしても同じ新松田に向かうことになります。
「特急ふじさん」に乗りJR東海の松田駅で降りると小田急新松田で降りた処理がされると読者の方からコメントがありました。ただし、乗り通しだとエリアをまたいでしまうので1度松田駅を出る必要があります。
松田から御殿場線に乗車して沼津まで向かいます。松田駅からJR東海のエリアとなるため、そのまま乗り通すことができます。
沼津駅からは東海道線に乗り継ぎ、名古屋まで向かいます。名古屋までの道中で何度か途中乗り継ぎがあります。
名古屋に着きました。ここから通常であれば東海道線にそのまま乗車すれば大阪までは楽に行けてしまうのですが、先ほど説明した通りJR東海とJR西日本のエリアをまたいでしまうので利用することができません。ということで名古屋駅で一旦乗り換えをします。
名古屋~大阪までは日本最大の私鉄「近鉄」の「アーバンライナー」に乗車
名古屋からは私鉄を使います。特に関東の方は「私鉄で大阪なんて行けるの?」と思う方もいるかと思いますが、日本最大の私鉄である近鉄というのがあり、名古屋~大阪難波まで私鉄で行くことができます。
今回購入した特急「アーバンライナー」の指定席券はSuicaなどの交通系ICカードでの決済が可能のため、特急にも乗車することができます。ただし、撮影当時は改札内の特急券券売機のみICカード対応でしたので注意が必要です。
名古屋~鶴橋まで特急「アーバンライナー」に乗車します。※撮影当時は「アーバンライナー」でしたが、現在では新型名阪特急「ひのとり」が運行されています。
もちろん、時間はかかってしまいますが、特急を使わず急行列車で行く方法もあります。
鶴橋からは大阪環状線に乗車し、大阪駅まで無事にSuicaのみでたどり着くことができました。
次のページでは、気になる運賃・料金について解説します。
いつだったか忘れましたが、そのうち熱海駅と米原駅もTOICAエリアに含まれるようになるそうです。なので、そう遠くないうちに東海道線で交通系ICカードを使った移動ができるようになりますね。
ただし、両駅をスルーする利用は不可だそうなので、熱海駅・米原駅で一旦改札を出入りし直す必要性があるそうです。
釈迦に説法かもしれませんが、特急ふじさんを使って、JR東海松田駅で降りると、窓口で小田急新松田として、ICカードの出場処理をしてもらえます。