石見川本駅に停車中の列車

来年3月で廃止となるJR西日本の三江さんこう線(108・1キロ)の列車が、別れを惜しむファンで満員の状態が続いている。人気のあまり、紅葉見物の団体客が乗車できなかったり、乗降に時間がかかって遅れが出たりしており、JR西は団体客の受け入れ制限を始めた。

 広島県三次市と島根県江津市を結ぶ三江線は1日1キロ当たりの平均輸送人数が2013年度に44人と、1987年度の1割弱に減少。16年に廃止が決まった。

 しかし、廃線論議が浮上した頃から乗客が増え始め、16年度の平均輸送人数は83人に。今年度はさらに増えているとみられる。列車は通常1両か2両で、乗客が増えても、ホームが短い駅があるため車両の増結は難しいという。

 読売新聞より引用

 

三江線ってどんな路線?

 三江線は浜原ダムを回避する沢谷駅付近をのぞくと、北方が頂点となる「へ」の字状に流れる江の川に沿って狭い平地を縫うように建設された。そのため、大きく迂回するルート(全線108kmだが、直線距離なら60km足らずである)となり、両都市間の短絡路としては機能していない。また拠点都市間ルートとしても、島根県東部の主要都市である出雲市・松江方面、西部の主要都市である浜田方面と、広島県との連絡にはいずれも迂回路となってしまい、陰陽連絡路線としての機能を果たせるものではなかったという指摘がある。

三江線はJRの運行中の路線で最下位となっている。(営業利益)

 

また2018年3月で廃止する予定だ。

必殺徐行と呼ばれている時速15kmから30kmで運転される区間が多数ある。

 

ポイントをまとめると

  • 大きく迂回するルート
  • 陰陽連絡線として機能していない
  • 時間短縮につながらないためマイカーの利用が多いことが想像できる
  • 鉄道として存在意義を失った路線
  • 運行中の路線で一番の赤字路線
  • 徐行区間が多くちんたら走り、乗っている人は遅すぎてイライラする。(一種の苦行?)

 

これだから廃止はやむをえないし、悲しいがなくなることで困る人はあまりいないのだ。

 

廃止だからと言って乗りに行かなくてもいいのでは?

 

というのが私の意見だがみなさんはどう思うだろうか?

 

ブームに乗らずに地域交通として静かに終わるのを見守るのもいいのではないか

 

 

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