今朝、中央線特急のE353系のパンタグラフに損傷が確認されたと掲載しましたが、緊急点検の結果全31編成中19編成のパンタグラフが損傷していることがわかりました。原因は地上設備の可能性があり、この影響で中央線の高尾から大月間で特急列車・普通列車を含め全列車が運休となっています。
E353系計14編成でパンタグラフの損傷具合が明らかに
駅に損傷具合が掲載され、それによるとスリ板の一部が船台から脱落しているのがわかります。高尾から大月では架線の点検が行われており、E233系や211系には不具合が見つかってないことから原因はE353系と架線の相性である可能性があります。
E353系は他の普通列車と違って当該区間を車体傾斜装置を使って高速で通過します。そのため特にスピードを出す小仏トンネルでパンタグラフが損傷したのではと推測できます。