近鉄ならではの難しさも今は改善 鉄道ファンにとっては物足りないかも?

近鉄の保安装置(列車を安全に運行するために必要な装置)が日本一厳しい保安装置(近鉄ATS)を採用しているため、例えばカーブの制限速度を1km/hでも超えてしまった場合、非常ブレーキがかかる仕組みになっていて一度止まらないと発車できない仕組みになっています。これは最初のころはここまでシミュレータに再現されていました。

しかし、ゲームとして遊ぶ人には不評だったのか、近鉄ATSを理解していないユーザーが多かったのか、ゲーム内では非常ブレーキをかけることはせず所定の制限速度に落とすだけに途中から変更になりました。

一部の近鉄が好きな鉄道ファンにとっては近鉄ATSが再現されていないのは「あの難しさが良かったのに」と感じる人もいるかもしれません。(アプリが動かない。電車が止まるといった問い合わせが多かったかもしれませんね。)

この先の線路がどういう状況なのか分かるので、「先行列車が詰まっているから少しゆっくり走ろう」と考えられるのもこの鉄道シミュレータの面白いところです。子供向けではなさそうですが、PC版と比較すると運転は易しく感じると思います。(そもそも鉄道の運転は一般の方からすると難しいというのが前提としてありますが・・・)

是非、家の中でも電車を運転して、次回に鉄道博物館へ行ったときに「あの人運転できるのか、すごいな」と言われることを想像して練習してみるといいのではないでしょうか?

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