北海道&東日本パスとは?
JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道と北越急行の普通列車(快速含む)普通車自由席とJR東日本BRTが7日間乗り放題となる大変お得なきっぷです!なお急行列車に限り、別途料金券を購入するだけで利用できます(※定期的に運行されている急行列車はありません)。新函館北斗駅~新青森駅間内発着に限り、別に特定特急券を購入すれば北海道新幹線の普通車立席(空いている席)も利用可能となる魅力的なきっぷです!
利用条件・利用期間・発売期間・有効期間は?
【利用条件】
①フリーエリアについて
・JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道・北越急行の全線で
フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席とJR東日本BRTが乗降自由です!
※JRバスは利用不可
②新幹線・特急列車・急行列車について
・急行列車は、必要な料金券(急行券等)を別に購入することで利用できます。
・特急列車(新幹線含む)を利用する場合、乗車区間の運賃・料金が別途必要です。
なお、特例で奥羽本線「青森・新青森」間発着と石勝線「新得~新夕張」間内発着に限り、
「北海道&東日本パス」のみで特急・急行列車の普通車自由席が利用可能です!
※特例区間外にまたがって特急・急行列車に乗車する場合は、
特急列車では利用全区間の運賃・料金が、急行列車では利用全区間の料金がそれぞれ別に必要です。
・「新函館北斗~新青森」間内相互発着に限り、別途特定特急券を購入すれば、
新幹線の普通車の立席(空いている席)を利用することができます。
※「新函館北斗~新青森」以外の区間にまたがって新幹線を利用する場合
(同一列車での乗車のほか、別の列車へ改札内で乗り継ぎすることによって区間を
またがって乗車する場合を含みます。)は、別に新幹線利用全区間の運賃及び料金が必要です。
③普通列車(指定席・グリーン車)・ライナー列車
・普通列車(快速含む)の普通車指定席またはグリーン車自由席は、
それぞれ別に座席指定券又はグリーン券を購入することで利用できます!
・普通列車(快速含む)のグリーン車指定席に乗車する場合は、別に運賃・料金が必要です。
・ホームライナー等のライナー列車をご利用の場合、別に料金が必要です。
・奥羽本線の「新青森・青森」間相互発着で全車指定席の普通列車(快速含む)に
乗車する場合に限り、特例として「北海道&東日本パス」のみで普通車の空いている席が利用できます!
【有効期間の特殊取扱いについて】
・乗車が翌日にまたがる場合は、乗車した列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効となっています。
・東京近郊の電車特定区間内では、終電車まで有効となりますが、特定区間外への利用については、
列車の停車駅パターンに関わらず、特定区間内の最終駅から別に運賃が必要となります。
・電車特定区間内での終夜臨の取扱いについては、標準ダイヤの始発電車の運行開始前まで利用できます。
【利用期間】
・春季:2022年 3月 1日~2022年 4月22日【終了】
・夏季:2022年 7月 1日~2022年 9月30日【終了】
・冬季:2022年12月10日~2023年 1月10日まで
【発売期間】
・春季:2022年2月20日~2022年4月16日【終了】
※2022年4月17日以降利用開始分は購入不可です
・夏季:2022年6月20日~2022年9月24日【終了】
※2022年9月25日以降利用開始分は購入不可です
・冬季:2022年12月 1日~2023年1月4日
※2023年1月5日以降利用開始分は購入不可です
【利用制限期間】:無し
【有効期間】:7日間
【前売期間】:有効期間開始日の1ヶ月前より当日まで
発売額は?
このフリーきっぷは、南は伊東駅・北は稚内までを普通列車で有効期間内利用可能です。発売価格は以下の通りで、青春18きっぷシーズンに東・北方面へおでかけの場合、1日あたりの価格もお得(新幹線を利用した場合を除く)ですし、2日間も長く旅が出来ます!さらに一部第3セクター鉄道も使えますのでちょっとしたワープにも使えますね。ただ、青春18きっぷと異なる部分は「連続して7日間」利用しなければいけない点です。1日空けてしまうと、1日分損してしまいますので、旅行を計画される際は必ず7日間連続で検討してくださいね!
【発売価格】
・北海道&東日本パス:大人11,330円 こども5,660円
・・・7日間を1日利用分で割ると、なんと、約1,619円で移動できてしまう計算です。これは大変お得です!
<北海道&東日本パス北海道線特急オプション券>
・価格:大人6,110円 こども3,050円
上記「北海道&東日本パス(有効期間内であること)」と併用の場合に限り発売。
北海道新幹線(新函館北斗駅~新青森駅間)の立席(空いている席)と北海道内の
特急列車の普通車自由席が1日間乗り放題です!新青森駅~新函館北斗駅までの
特定特急券は4,000円ですのでそれにプラス2,110円で特急が乗り放題と考えれば
断然お得です!(※青春18きっぷオプション券は新青森駅~木古内駅~五稜郭駅間 片道利用で2,490円)
きっぷの買える駅と乗車できる列車は?
北海道&東日本パスは、利用できる列車が決まっています。下記表を参考いただき、乗車前に確認しておきましょう!
【発売箇所】
・JR北海道・JR東日本の主な駅の指定席券売機・みどりの窓口及び主な旅行会社にて発売しています。
※一部取扱いのない箇所もありますの注意しましょう!
○=利用可能 ▲=運賃のみ有効 ★=指定券等との組合せにより利用可能
■=運賃のみ割引(料金は無割引で別に必要)
□=運賃、特急・急行料金のみ割引(設備料金は無割引で別に必要)
×=利用不可 ※=その他条件付きで利用可能
※1 新函館北斗~新青森間内相互発着の場合に限り「▲」
※2 急行列車に限り「▲」
※3 指定席は「×」
●JR北海道管内において、寝台設備を搭載した列車は2022年現在、存在しません。
その為、A個・A寝・B個・B寝は全て実質利用不可となっています。
●普通車指定席・グリーン車指定席・グランクラスを利用される際、
別途、乗車区間の特急料金・グリーン料金の他、運賃も別に必要となります。
途中下車・行程を中止する場合の払戻しはどうなるの?
【途中下車の取り扱い】
・利用期間内、回数制限なく途中下車可能です
【自己都合の払戻しの取り扱い】
突然の予定変更や旅行中止が発生した場合、手数料はかかりますが払戻しが可能です。
ただ、使用開始前後で金額が異なってきますので利用前に確認しておきましょう!
払戻しは有効期間開始日前または有効期間内のみ取り扱いとなります。
使用開始前
・払戻額=(発売額)-(払戻手数料220円)
使用開始後:払戻し不可
※きっぷの使用開始後は、列車の遅延・運行不能等でも
運賃・料金の払戻しなし。
【その他】
①運行不能時、遅延時の対応等
→払戻しは一切ありません。また期間延長対応等も
行っていないので利用時は注意しましょう!
②フリーパスは、紛失した場合でもきっぷの再発行不可!
まとめ
ここまでの内容をまとめます
①JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道・北越急行の全線で
フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席とJR東日本BRTが乗降自由!
②普通列車の普通車自由席に7日間乗降自由!(JRバスは利用不可)
③東日本内もしくは北海道内利用であればも1日あたり「約1,619円」!
④北海道&東日本パス北海道線特急オプションでお得にワープ移動しよう!
⑤途中下車は有効期間内であれば無制限に利用可能!
⑥払い戻し額は自己都合の場合でも使用開始前後で異なるので注意しよう!
みなさんも北海道&東日本パスを利用して北海道・東日本を普通列車でのんびり・ゆったりと、いつ
もと違った時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?さらに、北海道&東日本パス北海道線特急オプション券
を併用し、北海道を広く旅してみましょう!