ネット上で「山手線のLCDから中国語・韓国語表記がなくなっている」と話題になりました。ところがそれは事実ではなくハングル表記を無くそうとネット上で騒いでいる人のねつ造でした。
最初からハングル表記などない
山手線内、本当に中国語と韓国語表示がなくなっています✨😳 pic.twitter.com/H3I7G3Z4PC
— Shoko Jazz Singer (@shokomegami) August 6, 2020
山手線のLCDの写真と共に、「山手線内、本当に中国語と韓国語表示がなくなっています」と喜びをあらわにした投稿が話題になっています。日本国内の主に案内表示からハングル表記を排除しようと考えている人がいるのですが、仮に山手線からハングル表記が削除されたとなれば彼らにとって大きな進歩だと思います。
このようにたかが案内表示ごときでここまで喜び、また問題を大きくすることができる人達が大勢いるのです。
しかし実際には山手線から中韓が排除された訳ではなく、そもそも最初から日英の2ヶ国語表記のみです。E231系時代から中韓表記はありませんし、JR東日本管内に範囲を広げても基本的にはありません。
プロフィールを見るとただのピアノが好きな方かと思いきや実は活動家でこうした悪質なデマを広げています。またなんの疑いもなく信じてしまう人が多数居るので恐ろしいものです。なんの罪のない鉄道会社や山手線がこうした道具なような使われ方をして実に気の毒です。
また案内上中国語や韓国語を併記している鉄道会社もありますが、何か意図した訳ではなく単に利便性向上や係員の負担軽減を図っただけなのにここまで騒ぎ立てられるとは思ってもいなかったでしょう。