JR東日本が実施した2022年3月のダイヤ改正でJR日光線で減車が行われた影響により、高校生約50人が乗れずに列車が発車したと話題となっていました。
この事態を重く見たJR東日本大宮支社はさっそくJR東日本日光線鹿沼駅に職員を派遣して積み残しがないかどうか調査しているということです。
鹿沼駅での乗車率調査の様子 ホームには人があふれる
こちらはJR鹿沼駅朝7時15分頃の様子です。宇都宮方面ホームにはたくさんの人だかりができています。
これをダイヤ改正から4両編成から3両編成で乗客をさばこうとしたところ積み残しが発生したということです。
これにはJR東日本も問題視したのか、4月11日より調査が開始され、JR東日本関係者4名が派遣されており、満員電車の様子をタブレット端末で撮影する様子が見られました。
この日も積み残しが発車時に乗れない人も
こちらは鹿沼駅7時15分発宇都宮行きの列車の発車の様子です。ホーム上には7時15分発の宇都宮線の列車に乗り切れなかった人達がいるのが分かります。
これによって日光線の7時15分発に乗れなかった影響で遅刻してしまう高校生も数十人程度いたと思われます。
実は鹿沼駅の時刻表を見てみると宇都宮方面の列車は7時15分発の次は7時52分発となっており、場所によっては8時30分の始業時間に間に合わない高校生もいたと思われます。
ネット上ではJR東日本の利益追求のためのダイヤ改正のために通勤通学に支障が出てしまっていることに対して批判の声が出ています。
今後6両編成に増車されるのか、それともサービス低下を放置する体質なのかどうかも注目されます。