10月18日、JR東日本は中央線向けグリーン車を初めて報道公開しました。
自動回転機能や両開きドアを搭載
中央線快速向けE233系0番台の2階建てグリーン車(サロE233形0番台・サロE232形0番台)が報道公開されました。形式はE233系ですが、車内のデザインはE235系をベースにしています。また、座席にはコンセントが搭載されており、LCDもあります。
また、E235系F-24編成以降の仕様と同様に平屋・階下席のカーペットは省略されています。
普通列車グリーン車では初めて座席の自動回転機能が搭載されています。
また、中央線向けグリーン車の最大の特徴として、両開きドアが採用されました。これにより開口幅が従来の810ミリから1300ミリに拡張されました。デッキも広くなっています。
いずれも東京駅での停車時間がグリーン車を導入している他の路線よりも短いことから、短時間で乗降と折り返し準備をするための工夫と思われます。
両開きドアで弊害も
ドアが両開きになり戸袋の位置が従来とずれたことにより、平屋部分の窓枠が不自然になっています。
なお、導入はこれまでの発表と変わらず2024年度末以降とされています。