JR東日本仙山線は午前11時頃倒木が発生、車両に直撃する事態が発生しました。この影響で仙山線では停電が発生して運転を見合わせています。
倒木が車両を直撃した現場の様子
こちらは仙山線の山寺から愛子間の様子です。車両に倒木が直撃しており車両のフロントガラスが破損しているほか、前面の行先方向幕もえぐられてしまっているのが分かります。
この影響で前面の貫通扉を開けて乗客を避難させたであろう痕跡が残されています。
また、大雪のため本来走行する線路がどこにあるか分からない状況となっています。
復旧に向けてJR東日本の作業員が倒木の撤去をしている様子もうかがえます。
運転見合わせは10時間以上 運転再開見込みは?
運転再開についてですが、下り電車は運転を再開しましたが、上り線では運転見合わせが続いています。JR東日本によりますと運転再開見込みは山形駅発20時24分発仙台行き普通列車から順次運転を再開するということです。
そのままの時刻で見ても約10時間運転見合わせとなったことが分かり、被害のすさまじさが分かります。2021年冬の大雪は鉄道に被害を与えているため、今後も警戒が必要です。