2020年8月22日、「エール花火」と称してコロナ禍で不自由な生活を受けている人や医療従事者に向けて行われました。28都府県で開催され、東京は「旧築地市場」の跡地を利用して20時から1800発の花火を打ち上げ、10分間で終了しました。
会場近くの地元住民の方々と旧築地市場近くにある国立がんセンターで働いている人にも「エール」は届いたのではないでしょうか?
旧築地市場の敷地を利用して「ミニ東京湾花火大会」
当初、ニコニコ動画の生配信などで「レインボーブリッジ付近」で打ち上げが行われるのではないかと言われていました。
しかし花火業者の準備の情報や24時間テレビでの生中継ということで、汐留の日テレ本社から見える範囲ではないかということもあり、旧築地市場で花火が上がるのではないかとの予想があり、実際に花火が旧築地市場から打ち上げられました。
そのため、事前に情報を得た人が若干築地市場駅・東銀座駅周辺にいる以外は地元の人たちが、20時00分~20時10分までの短い間でしたが終了後は「拍手喝采」で好評だったようですを。
東京オリンピックの選手村になっているところが、昔は東京湾花火大会の見物人が集まれたスペースでした。
東京オリンピックのために東京湾花火大会が無くなってしまいましたが、花火のプログラム自体が似ていたということもあり「ミニ東京湾花火大会」という見方もできたのではないでしょうか?
東京湾花火大会に参加したことがある方には懐かしかったかもしれませんね。
【残念】環状2号線では路駐・タクシー停車が相次ぎミニパトが出動
豊洲方面から旧築地市場へつながる「環状2号線」付近では花火を見ようと路駐が相次ぎ、「路駐をしている人はただちに移動してください」との警察からの呼びかけも行っていました。
中にはタクシーの運転手に路駐をさせてまで撮影していた人もいて取り締まりとなればタクシーの運転手が切符を切られてしまった可能性があります。
花火を見たいのは分かりますが、せめて交通ルールとモラルだけは守ってもらいたいものです。