2020年5月24日、八王子と高崎を結ぶ八高線の高崎から寄居でSLが運行されます。1994年に運行されて以降1度も行われなかったのには悪質な鉄オタが大きく影響しています。

群馬デスティネーションキャンペーンとは

ググっとぐんま公式サイトによると、群馬デスティネーションキャンペーン通称群馬DCとは2020年4月~6月の3ヶ月間、群馬県内の市町村や観光関係者と全国のJR6社などが一体となって行う大型の観光キャンペーンのことです。JR6社と言っていますがほとんどJR東日本の高崎支社です。

いろいろやっていますが主に臨時列車で、SLなどの運行をしています。毎回荒れやすいSLですが今回は客車がリニューアルされたほかに26年ぶりとなる八高線でのSL運行があります。1994年に電化されていないので架線がなく景観が良いと運行されたのですが、衝撃的な理由で封印されてしまいます。

鉄オタが線路に侵入しまくり62回緊急停止

写真からして衝撃的ですが当時の鉄オタの様子です。正確には撮り鉄ですが黄色い線をはみ出しただけで批判しまくる人がみたら気を失いそうです。最近の鉄オタは昔に比べてマナー悪いという話をよく聞きますが、単に情報が共有されにくかっただけで実際は今よりひどかったと思います。こういった線路内侵入により62回という驚異的な回数の緊急停車をせざるおえなくて、結果JRが再運行に難色を示すようになりました。

今回運行されるのは群馬・埼玉県の沿線自治体が観光客誘致のためにJRに陳情を重ねた結果、群馬DCの一環として認められたとのことです。ただし各自治体が責任をもって警備をすることが条件です。ただそれで問題が起こらないとは限りません。なにせ相手は鉄オタですから、警備虚しく大惨事になる可能性も十分あります。

26年ぶりということでレアリティーがかなり高いので、荒れまくりそうで怖いですがなにもなく終わることを願うばかりです。 群馬DCは自治体がかなり力を入れているとのことなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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