2020年7月の九州地方大雨の影響でダイヤが大幅に乱れています。久大本線は線路が流されてしまった影響で、999分遅れの表示が出ており、17時間以上立ち往生している状況が続いています。
日豊本線は大雨の影響で運転見合わせをしていたが別府~大分を除いて運転再開 ソニックなど400分以上遅れている列車も
日豊本線は一時宇佐~大分間で運転を見合わせていましたが、現在は別府~大分間以外は運転を再開しました。ただ、運転を見合わせていた影響でソニック101号は432分遅れ、にちりん7号宮崎空港行きは312分遅れとなっています。通常は大分行きの列車は別府~大分間が不通になっているため、7日15時現在別府駅で折り返し運転をしています。
久大本線では大雨で線路が流された影響で999分遅れで表示が振り切る 少なくとも17時間以上の遅れ
久大本線は大雨の影響で橋梁や線路が流されてしまい、不通区間が久留米~大分の全線となっています。数年前にも災害によって被災していて復旧したばかりのところに今回の大雨による被災になってしまいました。
この影響で現在天ヶ瀬駅停車中の日田行き普通列車は999分遅れとなっており、表示が振り切ってしまっている形になります。
先週JR九州から1万円で全線が乗り放題となる「みんなの九州きっぷ」の発売が発表され、新型コロナウイルスの影響で落ち込む九州の観光需要を盛り上げようと、この切符が企画されました。しかし、その矢先今回の大雨でJR九州の多くの路線で被災をしてしまっています。
今後どのような状況になるかは現在のところ判断できませんが、大雨が収まったら被災地支援ということでJR九州の路線に乗ってみるのもいいのではないでしょうか?