2020年4月9日、東武850系(852F)と北斗星色に塗り替えられたDE10-1109が連結して東武伊勢崎線内まで甲種輸送が行われました。
東武850系とDE10北斗星色の甲種輸送の様子
DE10-1109は現在運行されている「SL大樹」の補機として使用される予定で、今回北斗星色に塗り替えられたのは東武鉄道が「SL大樹」用に保有しているかつて急行はまなすでも活躍した「ドリームカー」などを保有しているためだと思われます。あくまで予想ですが、もしかするとDE10-1109単体での列車も誕生するかもしれません。もし、夜行列車で運転することがあれば夜行列車の復活ということになりますし、そういった意味では今後「SL大樹」以外に展開があるのかというところも注目したいですね。
もし、仮に「SL大樹」のみだったとしてもかつての急行はまなすのような風景が撮れるということで注目は集まるでしょう。
一方で新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出されているのに撮り鉄の集結が問題視
今回の甲種輸送に際して新型コロナウイルスの感染者拡大の影響で緊急事態宣言が出されているにも関わらず、北斗星色のDE10を撮影しようと撮り鉄が集結したことに対してTwitter上では問題視の声が上がっています。
ちなみに4月10日(記事を公開した日)~5月初旬までは東武線沿線の東京都と埼玉県に緊急事態宣言が出ていて「自粛は?」「少なくとも密集すべきではなかった」との声も寄せられており、不要不急の外出を控えていた人からは批判の声が上がっています。
確かに珍しいのは分かりますが、感染したら家族や友人にも迷惑がかかるわけですし、できれば外出をしないというのが良かったのではないでしょうか?