2018年6月記録的大雨 鉄道被害・運転見合わせ状況

西日本では記録的大雨を観測し、鉄道にも大きな被害や運転見合わせをする区間が増えています。

今回はそれについてまとめていきたいと思います。

 

鉄道被害

近鉄生駒線

近鉄生駒線は土砂災害の影響で運転を見合わせていましたが、現在は運転を再開しています。

法面が崩壊している区間もあり、昨年と同じ原因で土砂災害が起こっている可能性があります。

 

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山陽電車

兵庫県を走る山陽電車では土砂崩れが発生し、線路を覆ってしまっています。

 

現在は全線で運転を再開しています。

 

井原鉄道

岡山県を走る井原鉄道線は高架の下まで水が来るほど冠水しているため、運転再開には大幅な時間がかかる見込みです。

また、付近の町が水没している様子がうかがえます。

 

現在は水は引いていますが当分の間運転を見合わせる予定です。

 

JR四国 

土讃線

土讃線は大歩危~小歩危での土砂災害の影響で運転を見合わせています。

 ※現在は高知から阿波池田までの直通バスも運転を見合わせています。

 

 
特急列車

 JR四国を走る特急は岡山発着の列車を含め少なくとも7月8日までは全列車全区間で運休していましたが7月9日からは快速マリンライナーと特急うずしおのみ運転を再開しています。

それ以外の区間は現在も運転を見合わせています。

JR九州 筑肥線

JR筑肥線では土砂災害によって電車が脱線しており、電車の撤去などで相当の時間がかかる見込みです。

筑前前原から西唐津までは当分の間運転が見合わせとなる見込みです。

 

 

また肥薩線でも全区間で運転を見合わせています。

 

 

2018年7月7日運転見合わせ状況

JR西日本

山陽新幹線

山陽新幹線は運転を再開しました。

 

通常通りの運転です。 

 

f:id:kintetsulovehirahata:20180707010820j:plain

在来線

 

関西線と播但線の一部区間を除いて運転を再開しました。 

山陽本線被害状況

山陽本線は海田市から三原の間で大規模な土砂災害が起きています。

少なくとも運転再開まで1週間かかるという情報もあります。

過去の土砂災害の事例を見ても全線復旧には数か月かかる見込みです。

特に瀬野から八本松までの約10kmの峠越えの区間で土砂災害の被害が大きいため、当分の間、広島方面から岡山まで直通列車は運転ができないと思われます。

 

 

https://twitter.com/medakasusi/status/1015396989045882881

 

また、7月6日までに乗車券定期券を買っていた人を対象新幹線を使った振り替え輸送が行われています。

区間は広島から三原間のみとなります。

また、西条駅から東広島までの連絡バスの運転があります。

自由席のみ乗車できます。

f:id:kintetsulovehirahata:20180709095100p:plain

 

 

山陰本線

山陰本線は土砂災害の影響で運転を見合わせていましたが現在は運転を再開しています。

 

芸備線

 

岩徳線

岩徳線も山陽本線と同様の土砂災害のため少なくとも1週間は運転を見合わせます。

 

このほか呉線、山口線も運転を見合わせています

 

特急列車

JR西日本の特急列車は運転を再開し遅れが出ています

 

ただし、岡山発着の特急はうずしおを除き全区間で運休となります。

また、その他のJR四国の特急列車はすべて運休となります。

 

その他、特急ひだ、特急やくもなど、北陸方面や山陰方面の特急にも運休が出ています。

 

 

 

※2018年7月8日10時現在の情報です。

 

運転再開見込みが発表されました。

 

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