2月9日、新型事業用電車E493系が郡山に甲種輸送されました。

GV-E197系と基本設計は同じ

先日新潟トランシスを出場し藤寄まで陸送されたE493系オク01編成ですが、郡山に向けて甲種輸送されました。同形式は先日登場したGV-E197系と同様に、機関車置き換えを目的に製造された車両で、レール、バラストときて今回は回送列車輸送向けです。

回送列車とは主に配給などのことで、死神ことJR東日本のEF64形を置き換える存在ですが、交直流機器を装備し中央線などの狭小トンネルにも対応しています。双頭連結器を装備しています。

Originally tweeted by みらげ (@MirageG) on 2021年1月31日.

Originally tweeted by あがき太 (@sbtagkt94) on 2021年2月9日.

上:GV-E197系 下:E493系

外観上GV-E197系とデザインはほとんど同じですが、当然搭載機器は異なります。ただ基本設計は同じで台車などは同じものが使われています。製造元も同じ新潟トランシスなのですが、同社が電車を製造するのは珍しいことです。

GV-E197系と同様に量産先行車として首都圏に先行投入されます。所属は尾久車両センターなのですが、GV-E197系が一旦新津で公式試運転をしたのに対して、E493系は首都圏経由で郡山に輸送され、公式試運転が行われる予定です。気動車と電車の違いによるものと思われます。

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