JR東日本東海道線ダイヤ改正の詳細が発表されましたので、今回はそれについてまとめてみました。

2021年春のダイヤ改正でどう変わるのでしょうか?

2021年春のダイヤ改正で列車に変化が

湘南ライナー・おはようライナーが廃止 特急湘南で事実上の大幅値上げへ

今まで東海道線での通勤の足として使われてきた湘南ライナー・おはようライナーについて廃止されることが発表されました。2021年春のダイヤ改正後からは「特急湘南」が代わりに走ることになります。

料金体系がこれまでの乗車整理券による一律料金ではなくなり、指定席特急料金による距離変動制の特急料金を支払うことになり、区間によっては約50%値上げとなる区間も存在します。そのため、湘南ライナーで通勤することを前提に家を購入して住んでしまった人にとっては大きな家計の負担となるかもしれませんね。

日中の平塚~小田原間の普通列車・沼津行きが減便へ 

今回平塚~小田原間の普通列車について減便が発表されています。平塚までは運転本数が維持されますが、1時間当たり8本運転されていますが、そのうち毎時3本が平塚止まりに変更されます。また日中の普通列車についても沼津行きが熱海行きに変更されることで、熱海から沼津間で減便が実施され、乗り換えが必要となります。

通勤快速・熱海行き快速アクティーが廃止に 横浜駅通過が無くなり、全列車東京~藤沢まで各駅停車に

今回のダイヤ改正で通勤快速が廃止となります。東海道線の通勤快速は品川を出ると大船まで止まらない列車で、川崎・横浜・戸塚は通過となっていました。しかし今回のダイヤ改正で、通勤快速が廃止となるため、快速列車は東京~藤沢間が各駅停車に変更となります。

通勤快速が廃止となった後も同じ時間帯には快速アクティーが運転されることになっています。

また、快速アクティーについては一部宇都宮線から直通していた快速アクティー熱海行きについて、廃止となることが発表されました。快速アクティー自体の運行が無くなるというわけではなく、小田原~熱海間で区間廃止になり、快速アクティーの熱海発着が消滅することになります。

終電繰り上げ実施 行先変更で約15分

今回の終電繰り上げは東京駅での発着時間はそのままで、行先変更をすることによって終電を約30分繰り上げます。

最終列車は小田原行きで23時54分に発車するということになっていますが、今回のダイヤ改正で最終列車が平塚行きに変更となり、小田原行き最終列車は23時39分が終電となります。

約15分終電が繰り上げられることになるため、平塚より先の方々は東京近辺で飲み会をした後に帰る方は注意が必要です。

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