JR東日本は東北新幹線で「トウモロコシ新幹線」を運転すると発表しました。運転日は2020年8月21日で、今回は駅ではなく「車庫から詰込み」が行われます。

輸送ルートは弘前から新青森の車両基地で詰め込み、東京まで「はやぶさ号」で輸送、東京駅の「グランスタ東京」で販売するとのことです。

ここのところJR東日本は「鮮魚新幹線」を運行してグランスタで石巻の魚を提供するなど施策が行われています。

「トウモロコシ新幹線」とは?停車駅の少ない「はやぶさ号」で弘前から東京へ

今回は運転日は2020年8月21日のみですが、弘前から東京まで新幹線で輸送するというのはかなり大規模なものです。

また、詰め込みが行われる「はやぶさ16号」は停車駅が少なく、途中駅は八戸・盛岡・仙台・大宮・上野で、停車駅が少ないタイプの「はやぶさ号」で輸送されます。

工程:弘前市 ANEKKO(発 7:30 頃) →(着 8:30 頃)盛岡新幹線車両センター青森派出所/(積込完了 9:00 頃)はやぶさ 16 号→ 新青森駅(発 9:52)→ 東京駅(着 13:04)→ グランスタ東京「スクエア ゼロ」

JR東日本のコメント
  1. JR東日本グループでは、地域の魅力ある食材を活かした商品の掘り起こしや販路拡大を通して地域の活性化に取り組んでおります。
  2. 今回、青森県弘前市の岩木山麓・嶽高原で栽培されているとうもろこし「嶽きみ」を、弘前市の農業生産法人(有)「ANEKKO」さまのご協力により、8月21日(金)の1日限定で、株式会社鉄道会館が運営する東京駅のエキナカ商業空間グランスタ東京内の広場「スクエア ゼロ」にて販売します。
  3. 新幹線物流の試行的な取組みとして、青森県にある新幹線車両基地(盛岡新幹線車両センター青森派出所)から朝採れの嶽きみを東北新幹線へ積み込み、鮮度を保ったまま東京駅まで輸送します。地元でしか味わうことができない極上の美味しさを、ぜひご賞味ください。

今回発売されるトウモロコシの概要:「嶽きみ(だけきみ)」とは、青森県産のとても甘いブランドのとうもろこしです。青森県弘前市の西部にある、津軽富士ともいわれる美しい山「岩木山」。その麓、標高 400~500 メートルにある「嶽(だけ)高原」で栽培、収穫されたとうもろこしだけを「嶽きみ(だけきみ)」と呼びます。

残念ながらその場で提供はされないみたいですが、東京駅に行ったら買ってみてもいいかもしれませんね。

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