2020年8月の指定席予約を今回豪雨災害を受けたJR九州を除いたJR各社が発表しました。お盆の予約率はJR東日本・東海・西日本でおおむね20%台、JR北海道、JR四国で7%台を記録するなど、いずれも過去最低で、歴史上にも残る指定席予約率を記録しました。新型コロナウイルスの影響で旅行需要の減少が指定席予約率に反映された形です。
JR各社のお盆休みの指定席予約率が過去最低を記録 帰省ラッシュ・Uターンラッシュが消滅する異例の事態
今回お盆休みの指定席予約状況の発表があったのはJR北海道・JR東日本・JR東海・JR四国です。お盆の予約率はJR東日本・東海でおおむね20%台、JR北海道、JR四国で7%台を記録するなど、過去最低の歴史上にも残る指定席予約率を記録しました。
また、運転本数を見るとJR東日本の在来線特急が最も減便幅が大きく前年比84%で新型コロナウイルスの影響で大幅に減便しました。
新幹線の中で最も利用が多い東海道新幹線ですら、お盆期間中全列車で空席ありという異常事態
全国の新幹線の中で最も利用客数の多い東海道新幹線ですら、お盆期間中全ての列車で空席の「〇」しかないという異例事態となっています。例年お盆期間は指定席の発売が好評で、指定席・グリーン車を含めしばらく予約がないということも珍しくありません。しかしながら今年は空席だらけ、本来稼ぎ時の2020年の夏は各鉄道会社にとっては厳しい夏になりそうです。