2008年10月から運行してきた「リゾートみのり」が今日ラストランとなり、多くの乗客と最後の見送りをしようと鉄道ファンらが集まりました。
【ラストラン】リゾートみのり仙台~新庄間往復!
2020/8/10
— ユウタカ (@yuutaka701) August 10, 2020
ありがとうリゾートみのり
団体臨時列車 新庄行
ラストラン最終日。仙台駅には大勢のファンが集まり、盛大なお見送りが開催されました。約11年間、短い間でしたが、楽しい旅を本当にありがとうございました! pic.twitter.com/9p4rpgZeWm
今日、最終運行を行ったのは主に陸羽東線・東北本線の仙台~新庄間で運行を行ってきた「リゾートみのり」。
本来であれば、6月28日をもって運行を終了する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で5月・6月の運行日全てで運休を決め、ラストランはこれまで行われてきませんでした。
しかし、ラストランがないまま運行を終了してしまうことから8月に旅行商品専用列車としながら発売した経緯があります。
そして本日仙台~新庄間往復運転をもってラストランとなり、リゾートみのりは引退します。
始発駅の仙台駅には多くの人が集まり、最後の姿を収めようと撮影をしていました。
駅の発車標には「ありがとう みのり」と表示される粋な計らいがされていました。
リゾートみのりの種車はキハ48形 見た目からは分からないが足回りはかなり老朽化
リゾートみのりはキハ48形気動車を改造・リニューアルしたもので、国鉄時代に製造されJRに継承されたものです。
リゾートみのりのデビュー自体は約11年前の話ですが、足回り自体は約40年経過している車両になります。
車両の寿命は運行されている列車にもよりますが約30年~約40年で廃車となるのが普通で、リゾートみのりの引退はそういった事情もあるかと思われます。
これまで20万人以上のお客さんを運んできた「リゾートみのり」。今後はキハ110形快速「湯けむり」が同時刻のダイヤで運転されます。