12月2日、JR東日本は以前から話題になっている高輪築堤の出土についてプレスリリースで正式に発表をしました。

高輪築堤の一部とみられる構造物が出土

JR東日本は同社が進めている品川開発プロジェクトの計画エリア内において、高輪築堤の一部とみられる構造物が出土したことをプレスリリースで発表しました。この構造物は以前から発見が話題になっていました。

港区立郷土歴史館より

高輪築堤とは、かつて山手線と京浜東北線が走っていた線路跡で日本初の鉄道路線として、1872年10月14日に新橋~横浜間で開通した区間の遺構です。海上に構築された構造物で当時は「海上を陸蒸気が走る」として名物でしたが、後に沿岸地域の埋め立てや拡張工事の影響で埋められてしまいました。


JR東日本は、今後まちづくりの中で、約150年前(明治初期)に構築された高輪築堤を継承し、地域の歴史価値向上と地域社会への貢献を目指すとしています。港区教育委員会などの関係者と連携を図りながら、高輪築堤の調査を進めるとともに、保存や公開展示などを検討しているとのことです。

築堤の調査および保存・公開などについて

○ 近代日本の発展に寄与した鉄道の歴史や当時の土木技術について、港区教育委員会などの関係者や鉄道博物館と連携を図りながら、調査や研究を進めます。


○ 地域の歴史価値向上と地域社会への貢献を目し、築堤の一部現地保存および移築保存を通じた公開展示などを検討しています。


○ 周辺地域を含めた歴史・地域文化を学べるプログラムの実施を検討します。


○ 出土した築堤について、一般の方を対象とした学会を計画しています。詳細については別途お知らせします。

鉄道コムのブログランキングに参加しています。1日1回投票をお願い致します。
鉄道コム

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事