乗務員が退職や異動をする時に行われる「出迎え」にある変化がありました。
会社の対応に現場からは不満が
ホームで社員が集まって出迎えをしている姿を見たことがある人は少なくないのではないでしょうか。鉄道会社の乗務員が退職・異動の時は有志の社員でラスト乗務でちょっとしたラストランのようなことをすることがあります。
コロナ禍であっても、やはり最後ぐらいはということで少人数で続けられてきた出迎えですが、会社によって規制がかかろうとしています。
JR東日本輸送サービス労働組合池袋運輸区分会によると、会社が出迎えに対して「ホーム上から別の場所に変えて欲しい。できなければ許可しない。」としたとのことです。
会社は理由について乗客に迷惑がかかるからと説明しましたが、労働組合は励ましの言葉を頂いていると反論。
交渉により、コロナと会社に配慮して出迎えを継続することはできましたが、異様な光景になりました。
出迎えの当日には現場の管理者4人と支社の社員2人がカメラ付きのタブレットで監視を行いました。言葉をかけることなくただひたすら冷たく監視する会社の姿勢に対して、現場からは不満が生じています。
JR東日本会社と現場の温度差に関しては有名な話ですが、今回は会社の意図として、出迎えを無くしたいのではなく組合員を集まられたくなかったと思われます。
前の会社がそうだったが、規模が大きい会社になると、本部の社員が異様に威張っていたり、こういう卑劣なことをしてきたりして、かなり嫌だった。なので辞めた。
我々を駒としか見ていなかったんだろう。
本社が「重度認知症の高齢者」から度重なるクレームが入り、これ以上許可出来なくなると思います。
「ラストラン」の担当が「管理職」の場合、労組に関与出来ないので別の「管理職」か労組の組合員でも有る部下の許可が必要になると思います。
乗務員が本支社勤務に異動となる場合、部下から申し出が有ったときに苦労すると思います。
乗務員出身の役員たちの苦労が伺えると思います。
本当にそうなるかはともかく、このご時世で「密になっている!」というお客様の苦情を回避するため、本部は禁止しようとしたり監視したりしてたのではないかねぇ。もっといい方法があったかもしれないけどさ
一般の会社ならベテラン社員の退職や移動でも、お客さんの居る前で出迎えて拍手したり祝福しないですよ。社員だけでの場で行うのが常識だと思います。