6月28日からえきねっとがリニューアルされました。ネット上では便利になった一方でバグの多さから不満の声があがっています。

致命的なバグがあるえきねっと

えきねっとが新しくなってから他社線に接続する連絡乗車券や往路と復路で一部の行程が違う連続乗車券が購入できるようになりました。

連絡乗車券では発売できる区域の基準が謎だったり抗力面でも誤発が多数ありました。今回は連続乗車券について紹介します。

JR東日本によると「乗車区間が1周してさらに超える場合、または、乗車区間の一部が重なる場合は、営業キロ、換算キロまたは運賃計算キロは1周となる駅または重なる駅で打ち切って計算します。」とあります。これが連絡乗車券です。

上記の図では乗車券は「名古屋→沼津(連続1)」「沼津→名古屋(連続2)」、「A駅→C駅(連続1)」「C駅→D駅(連続2)」となります。

連続乗車券の場合、有効期間はそれぞれの区間の営業キロに応じた有効期間を合算したものとなります。近郊区間や短距離のように途中下車できない場合は無意味ですが、片道乗車券を別々に買うより有効期間が長くなるというメリットがあります。

有効期間が0日

例えば東京→有楽町を新橋経由にすると、東京→新橋→有楽町となるので、「東京→新橋(連続1)」「新橋→有楽町(連続2)」となります。有効期間は1日+1日で2日が正当ですが、この条件では連続にする意味は趣味以外ありませんね。

趣味で実用性が低いとはいえ切符である以上、正当に発券することが求められていますが、えきねっとはかなり酷いようです。

経路や日付などが同じ条件でも、支払い方法や言語を変えると効力が変わってしまいます。

クレジット払い・日本語→1日間有効

クレジット払い・英語→2日間有効

駅支払い・日本語→1日間有効

駅支払い・英語→0日間有効???

「7月28日から7月28日有効」のように表記がおかしかったりそもそも有効期間誤りで誤発なのは置いておいて、「VALID 0 DAYS」は意味不明ですね。一般人があまり連続乗車券を買わないにしても2日間ではなく1日間になってしまうバグならともかく、0日間有効となるのは誰でも間違いだと気づくのではないでしょうか。

そもそも磁気データには有効期間の日付が記録されているので、どうしたら0日になるのか謎です。実使用できるのかは未検証です。券面だけみたら0日は紙切れなので用紙と通信料の無駄使いですね。

えきねっとに関しては瞬時にバグが修正されず、次々と新たなバグが見つかっているのでマニアの遊び場になっています。

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