8月6日、小田急線の車内で刃物を持った男が現れ、複数のけが人が出ています。
小田急車内に刃物男
小田急電鉄によると、成城学園前～祖師ヶ谷大蔵間を走行中の快速急行新宿行きで｢刃物を所持している人がいる｣と通報がありました。当該列車は緊急停車し、新宿～向ヶ丘遊園間の上下線で運転を見合わせています。
負傷者4名、うち1名が重症です。車内に居合わせた医療従事者4名により救護されました。犯人は非常用ドアコックを扱い車外に脱出し線路上を逃亡中です。
|
|
|
Twitterでフォローしよう
Follow japan-railway.com編集部
いつも拝見しております。
先日8月6日（金）の夜に小田急線で起きた無差別刺傷事件は、逃走していた犯人が後に殺人未遂の容疑で逮捕されました。
その犯人は、逮捕後に「大量に人を殺すため、各駅停車より駅の間が長く逃げ場のない急行を選んだ。誰でもよかった」（2021年8月7日 20時59分／東京新聞より）と供述していますが、このうち「駅の間が長く逃げ場のない」という文言のみを見れば、このような無差別殺傷は列車種別に関係なく、「駅間距離の長い列車や路線」でも起こり得ることが読み取れます。
従って、これらの鉄道路線や列車を利用する際は常に周囲を警戒するなど、自己防衛の必要が求められることとなります。
今後の国土交通省や鉄道各社の対応も、気になるところです。