8月14日、のぞみ64号が1日に2本走ったと話題になりました。一体どういうことなのでしょうか。
特発とは?
本日はのぞみ64号が2本!
— 神領総合車両所 (@JR211_313_383) August 14, 2021
(本当に2本あります。ただ始発駅の違いだけです。) pic.twitter.com/J98Z04o4bE
山陽新幹線は大雨の影響により遅れが生じていました。博多発の東京行き最終であるのぞみ64号も遅れていました。運転区間が長いと遅れが拡大しやすいですが、遅れている区間の先まで影響が出てしまいます。そういった際には事故の先の区間で、車両・乗務員等を手配して、別の車両で事故車の代わりの時刻で運転を行う「特発」という処置がされることがあります。
今回は博多発東京行きの「のぞみ64号(列番:64A)」とは別に新大阪発東京行きの「のぞみ64号(列番:9064A)」を追加で走らせました。特発した9064Aは定刻で東京駅に到着しましたが、所定の64Aは米原、三河安城、豊橋、浜松、静岡に臨時臨時停車したこともあり、144分遅れで到着しました。特発したことにより新大阪から乗車する人は遅れに巻き込まれずに済みました。