1月2日、1日に続いて大雪の影響で新千歳〜羽田では飛行機に大きな混乱が出ました。JALとANAで対応に大きな差が出ましたので紹介します。
異常時の対応で大きな差が
正月は新千歳空港大雪の影響で、各航空会社共に大きな混乱がありました。帰省と重なってしまい、多くの乗客に影響が出ました。1日には滑走路封鎖があり、離着陸が一時ストップ、2日も影響が続きました。
日本のフルサービスキャリアといえばJALとANAですが、対応に大きな差が出たと話題になっています。普段は差をあまり感じられなくても、異常時に露骨にわかる結果となりました。
2日夜の新千歳〜羽田は遅れが発生していました。JALは2時間遅れ程度となり、到着が0時を過ぎる便もありました。JALが全便飛ばした一方でANAは「乗務員繰り」により4便が欠航。6日まで満席が続く中で、会社都合の欠航により1000人近くを路頭に迷わせました。
釧路〜羽田便などでも「JALは遅れながらにも飛ばしたけどANAは欠航だらけだった」「JALはダイバードしてでも飛ばすけどANAは散々待って欠航になった」との声が相次ぎました。
空港での対応にも差が出て、JALやジェットスターが凍えて待つ乗客に温かい対応をして、ANAとピーチはろくに放送もせず放置だったようです。
ANAはJALよりやや割高ですが、サービスはJALのほうがいいといった声が多くあり、今回のような異常時も、JALやLCCは遅れて運行していてもANAは欠航が多いという、LCCにすら負けてしまうこともあります。欠航は仕方がないのでは?と思うかもしれませんが、他の航空会社は飛ばしていますし、いざ自分が乗る便が欠航したら、他人事では済まないのではないでしょうか。