JR東日本労働組合は、2022年度の東京総合車両センターの業務量を発表しました。
2022年は首都圏ワンマン化の第一歩に
2月28日の労働組合資料に改造工事を行う車両について以下のような記載がありました。
・豊田車両センターE２３３系グリーン車組み込み準備工事 ５編成
・国府津車両センターE２３１系機器更新工事 １１編成
・東京総合車両センターE２３５系ワンマン化改造工事 ４編成
・豊田車両センターE２３３系ワンマン化改造工事 ４編成
・さいたま車両センターE２３３系ワンマン化改造工事 ３編成
・さいたま車両センターE２３３系機器更新工事 ３編成
中央線・青梅線でのグリーン車組み込み準備工事は従来通り継続するほか、ワンマン化改造工事を行うとのことです。豊田車両センター所属としか記載がないので、青梅線青梅以西や五日市線向けの青編成が対象である可能性が高そうです。
東海道線などのE231系はただの機器更新で本年度も行われています。墜落インバーターの数がさらに減ることになります。
山手線E235系のワンマン化改造工事を行います。京浜東北線E233系は機器更新をした上でワンマン化改造工事を行います。京浜東北線を巡ってはE235系に置き換えてE233系を地方路線に転属するという話もありましたが、残留することになりました。
機器更新はATACSに対応させるだけなのか、インバーターを含めての更新なのか注目されます。E233系0番台よりも後に登場した1000番台が先の更新になる可能性がありますね。
ワンマン化改造工事は、運転士側のマイク、ドアスイッチ、ホームを確認するモニター等を想定して工事を進めるとのことです。
