痴漢盗撮撃退プロジェクトの名の下で迷惑行為を繰り返すyoutuberガッツchの動画が物議を醸しています。

3時間以上駅に居る人を脅迫か

ガッツchは公式Xに「3時間以上、駅周辺を徘徊している人は問答無用で警察に引き渡します」と発言をし、動画を公開しました。

動画の内容は男数人で長時間駅に居たとみられる通行人の男性を取り囲み、「なぜ通りすがりの女の子を見ているんですか」と何度も執拗に質問、男性が「出来心で」と答えると男は「キモいと思わないですか?」と言いました。さらに別の男は「迷惑防止条例違反ですよ」「犯罪です」とした上で、「不審者なので交番に連れていきます」とまっすぐ帰ると言う男性を半ば強制的に連行しようとしたところで動画は終わっています。

男性の行為は、健全とは言えないものの、条例違反ではありません。にもかかわらず、犯罪行為であると嘘をつき、強制的に連行する行為は、軽犯罪のつきまといや逮捕監禁罪にあたる可能性があります。私人逮捕は、現行犯か準現行犯である必要があり、単に不審だからという理由で連行をすることはできません。

また、動画のテロップで男性を「容疑者」と表記するなど、悪質な編集もありました。

動画のためなら軽犯罪ぐらい犯す

https://twitter.com/g_menguts_ch/status/1693582363836690464?t=qDvQiTM-aseiurO3_Vk6MA&s=19

ガッツchの犯罪行為にについて、視聴者が指摘をすると「今後も盗撮や痴漢、その他犯罪の実態を公表しようと思ったら余裕で軽犯罪くらい犯すでしょう。」と開き直りました。

ガッツchは実際に盗撮犯を警察に引き渡した実績はありますが、ただ駅に居るだけで、脅迫をするのは許されない行為です。この動画の男性のように、つきまといなどの迷惑行為にあったら警察に通報することが大切です。

また、痴漢や盗撮などを見かけても、逃走を防止するなど、最低限の行為だけをして、すぐに警察に通報をするようにしましょう。

0 0
Article Rating
申し込む
注目する
guest
0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事