【団体じゃなくても乗れる】JR東日本、2023年秋に185系で運転される臨時列車まとめ

185系電車は、2021年3月に定期運用から離脱しましたが、団体専用ではない一般の乗客も楽しめる多数の臨時列車として185系を運行することを発表しました。今回、秋のシーズン限定で復活する185系の臨時列車のスケジュールと詳細をまとめてご紹介します。

185系で運転される臨時列車一覧

これまで通り、臨時列車はほとんど特急列車として運転されます。指定席券のみで乗れた時期が懐かしいですが、今季は多数の臨時列車が185系で運転されます。

なお以下で紹介する臨時列車は全て185系6両(全車指定席)で運転されるものを取り上げています。

特急　きらきら足利イルミ

日本三大イルミネーションの一つである「あしかがフラワーパーク」の「光の花の庭」は、冬だけでなく秋から開催されています。点灯時間に合わせイルミネーションを存分に楽しめる臨時列車を運転します。

運転日:

11/26 (11/11はE257系で運転)

時刻表:

特急　１８５

2021年3月に定期運行を終了した185系電車をより多くの方に楽しんでいただくため、臨時列車を運転します。当時の趣ある雰囲気が旅の思い出を彩ります。

運転日

11/12, 19

時刻表

特急　谷川岳もぐら・谷川岳ループ

谷川岳の絶景や、日本一のモグラ駅「土合駅」を見に行くことができる臨時列車です。秋の山々に囲まれ心豊かな時をお過ごしいただけます。

谷川岳もぐら

運転日

11/4, 5 & 10/28, 11/3

時刻表

谷川岳ループ

運転日

10/28, 11/3-5

時刻表

特急　鹿沼秋まつり

運転日

10/7, 8

時刻表

特急　蔵の街川越号(川越まつり号)

運転日

10/14, 15

運行詳細

大人気でなかなか取れない...確実に購入するには?

引退後も臨時列車として運転される度に大人気の185系ですが、当然指定席も争奪戦になると思われます。座席も360席程度しかありません。

発売時刻に購入する

JR全線の指定席は運転日の1ヶ月前10時に全国で一斉に発売されます。この10時に確実に席を押さえるにはみどりの窓口が一番です。(指定席券売機は発売開始が10分遅い)

1秒単位で売り切れる可能性があるので「10時打ち」と呼ばれる10時ちょうどに窓口で座席を確保する操作をしてもらう必要があります。しかし、窓口によっては他に並んでいる人が居ない場合に限ったり、10時打ち専用列がある場合があります。また、他に10時打ちのために並んでいる人が居れば、窓口の数によっては難しい場合もあります。

その場合は、えきねっとでのチャレンジもあります。本来インターネット予約は、回線が遅く、購入までいくつか操作が必要なので望み薄ですが、みどりの窓口が使えなければ、これしかありません。

キャンセルを狙う手も

10時に取れず満席となってしまってもまだチャンスはあります。発売日から数日や運転日の3日前からはキャンセルが出る可能性が高まります。余分に席を取った人がキャンセルしたり、払戻手数料が高くなるタイミングだからです。

それ以外のタイミングでも手が空いている時に空席照会をすれば、運がよければ予約できる可能性もあります。

まだまだ走る185系

定期運用から引退して2年経ちますが、まだまだ185系の臨時列車はあるようです。しかし、いつまでも運転されるわけではないので、乗れるうちに乗ってみてはいかがでしょうか。