26日午前8時45分頃、東京都千代田区のJR飯田橋駅付近の線路から煙が上がっているとの通報がありました。警視庁によると、JR飯田橋駅近くにある変電所付近から火が出ているとのことで、消防車など21台が出動し消火活動にあたりました。
線路のケーブルが燃える
現場の様子としては、停車している電車の下から大量の煙が上がり、火が出ている様子も確認されました。JR東日本によると、線路のダクト内にあるケーブルおよそ3mが燃えたとのことです。
この火災の影響で、JR中央線と総武線が全線で一時運転を見合わせました。その後、午前9時40分頃までに運転を再開しましたが、遅れが出るなど混乱が続きました。
一度運転再開するも再び見合わせに
しかし、午前10時54分に変電所で火災に伴う故障が確認されたため、中央線の快速電車と中央・総武線の各駅停車が再び全線で運転を見合わせることになりました。
最新の情報によると、中央線快速電車の新宿駅と高尾駅の間の上下線は午前11時40分頃に運転を再開しましたが、東京駅と新宿駅の間の上下線、および中央・総武線の各駅停車の全線は引き続き運転を見合わせています。
JR東日本は運転再開を午後4時頃と見込んでおり、復旧作業が続いています。