JR東日本が実施する2022年3月のダイヤ改正で、大幅な減便・ダイヤ改悪が行われることが分かりました。
これにより、青春18きっぱーや地元住民には大きな影響が出ると思われます。
ダイヤ改正で日中の本数が半減 2時間に1本の超ローカル線に
ダイヤ改正の概要が発表されましたが、ダイヤ改正前は1時間に1本確保されていましたが、2時間に1本に改悪され「東北本線」という「本線」の名前は名ばかりの超ローカル線に格落ちすることになります。
廃止となるのは12時以降発車の普通列車が2時間に1本に変更されます。
例えば黒磯駅出発基準で考える場合、12時台から15時台の便は12時、14時発の2本が減便されます。
東京・上野~仙台への乗り継ぎ便は1本減便に
青春18きっぷユーザーの方には悲報になるかもしれません。
ダイヤ改正で仙台までの乗り継ぎ時間は次のように変化します。
上野5時10分発→仙台11時56分着
上野5時46分発・6時49分発・8時00分発→13時55分着
上野8時30分発→仙台15時08着
上野9時50分発→17時09分着(10時25分の列車では黒磯駅での乗り継ぎが悪くなります。)
新幹線誘導と批判の声も まるで米原~大垣間みたいだと話題に
これには鉄道ファンからも批判の声が出ています。
今回のダイヤ改悪でJR東日本としては郡山~福島間を新幹線利用して欲しいということで、新幹線に誘導するダイヤ設定があるとの指摘も出ています。
故意に接続を切ることで新幹線の利用価値が高いように見せるためにやっているのでしょうか?
また、ダイヤ改正後は乗り継ぎができない列車が増えたことで、黒磯発10時25分発の列車に18きっぱーが集中してしまうことも懸念されています。
この辺りがダイヤ改正後どのように変化するのか注目されます。