ネット上で沿線で行われた野焼きにより煙が充満している様子が投稿され話題になっています。
煙が充満し先が見えない状態に
静岡県の遠州鉄道さぎの宮から自動車学校前間の沿線で撮影された画像です。線路側にも煙が充満して視界が遮られていることがわかります。
投稿者によると線路沿いの土地で高齢者が野焼きをしたためこのような事態になってしまったとのことです。これには警察や消防が出動する事態に発展し列車も徐行をするなど影響が出ました。
野焼き自体はプラスチックなどの廃棄物の処理は禁止されていますが、雑草などは例外として認められています。しかし当然配慮が必要です。今回の場合、草の乾燥が不十分だったことや風が強かった影響でこのような事態になってしまったと思われます。
ネット上では「普通に通報事案だろ」「危険」など心配する声がある一方で、「野焼きでマジギレ陰キャさん」「ただの野焼きだろ」と投稿者を非難する声もありました。投稿者はあくまで「風向きと煙の量」を考えた方がいいと主張しているのであって野焼き自体は否定していません。地元の事情云々以前にここまで煙が濃ければ鉄道に支障が出るのは誰もがわかることです。
また別の目撃者が土地の所有者に注意をしたところ、土地の用地買収で鉄道会社と揉めたことを理由に応じなかったとのことです。新型コロナウイルスの影響で野焼きを控えるよう要請する自治体も出ているとのことで、今後数が減っていくかもしれませんね。