JR東日本新潟支社は2020年9月15日に「鉄道ファンの皆さまへお願い」というタイトルのプレスリリースを発表しました。

発表の内容は「沿線住民や関係各所に多大な迷惑がかかっている」「多くの苦情・ご意見・お叱りがJR東日本に入ってきている」という内容のものでした。

また、今後継続すれば「SL(ばんえつ物語)の運転中止も検討しなくてはならない」という文言も掲載されており、SLや鉄オタ向けの臨時列車について運行をしない考えも発表されました。

近年鉄オタのマナー悪化に伴い、「鉄道イベントの中止・ファミリー向けの転換」など鉄道会社としても対策をせざるを得ない状況となっており、年々「鉄道ファンはマナーが悪い」というイメージが世間にも浸透しつつあるので、実際に迷惑をかけている人は今すぐやめてほしいというメッセージが込められているのではないでしょうか?

【全文掲載】今回発表されたJR東日本から「鉄道ファンの皆さま」への発表

JR東日本 新潟支社のトップページより

JR東日本新潟支社は今回次のような発表を行いました。

【全文掲載】鉄道ファンの皆さまへお願い

最近、JR線沿線において、一部の方々による次のような事象が発生し、沿線の皆さま及び関係機関に多大なご迷惑をおかけしており、多くのご意見・苦情・お叱りをいただいております。

  • 民家及び鉄道敷地内への立ち入り及び無断駐車
  • スピードの出しすぎ等による危険な自動車運転
  • 路上駐車による通行支障
  • ゴミの投げ捨て
  • タバコの火の不始末

このような行為は沿線住民の方々にご迷惑をおかけすることは勿論のこと、ご自身も重大な事故に巻き込まれる恐れがあります。今後も上記のような事象が発生しますと、SL等の運転中止を検討しなければならない事態になりかねません。
皆さまには節度ある行動とマナーをお守りいただき、他の皆さまへご迷惑とならないよう、また事故等を起こさないよう、十分に注意していただきますようお願いいたします。
JR東日本新潟支社

このような鉄道会社からの発表がされること自体「異例」ですが、JR東日本としてもあまりにも苦情の件数が入っていることから今回発表をしなくてはならなくなってしまったのは極めて残念な事案ではないでしょうか?

やはり、趣味をやっている以上「鉄道会社・沿線住民や利用客には迷惑がかけない」というのが前提ですが、残念ながら一部のマナーが守れない人の行動が、JR東日本への苦情が沿線住民や関係各所から入ったことでこのような発表につながってしまいました。

一番の利用客は沿線の方々ですから、「マナーを守れない人を沿線に来させない」という対策をするには「SLばんえつ物語」など鉄オタ向けの臨時列車の運行中止することも考えなくてはなりません。

新型コロナウイルス感染拡大で中止となってしまいましたが、「JR八高線へのSL運行」ではJR東日本としても「迷惑撮り鉄行為」によって62回も停車した前例があるため、「自治体が警備費用を負担することを条件に運転する」ということがあり、鉄オタの迷惑行為を危惧して「臨時列車運転になかなか踏み切れなかった」という現実も覚えておくべきことではないでしょうか?

今後はこのような発表がなく、SLばんえつ物語などの臨時列車が運行中止という最悪の事態にならないようにしたいですね。

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