前回は近鉄名古屋線の速度向上工事について書きましたが、近鉄大阪線でも「ひのとり」導入に関連していると思われる速度向上工事が実施されていたことが分かりました。

また、一部区間で速度向上工事の結果、最大25km/hアップしたということです。そのほかの区間でも制限速度5km/hアップなど、制限速度が引き上げられた区間も確認されています。(河内国分~安堂間の名古屋方面の線路)

速度向上工事の時期については「ひのとり」に関連している可能性が高いと思いますが、裏が取れていないのであくまで「速度向上工事がひのとりに関連している可能性がある」と受け取っていただければ幸いです。

「ひのとり」導入関連?河内国分から大阪教育大学前間で25km/hも速度アップ

河内国分~大阪教育大前の名古屋方面へ向かう線路の制限速度が35km/hアップしました。(大阪方面は変化なし)このまま制限速度65km/hだったら「ひのとり」にとってもボトルネックの区間だったでしょうね。

一番左の線路は河内国分駅からの引き上げ線で、引き上げ線から大阪難波方面へ出る場合下り線を渡る必要があったため、このような構造になっています。

2019年8月ごろ

速度向上工事の結果、元々は65km/hの制限速度の区間でしたが、通過速度が90km/hまで改善しました。なんと25km/hも制限速度をアップしています。「ひのとり」に対しての熱意が伝わってくる工事だったと思います。

工事期間中は50km/h制限の徐行も

2019年1月ごろ

河内国分から大阪教育大前の区間は2018年から始まり、2019年3月ごろには終了したと思われます。工事が2019年3月ごろに終了したことを考えると「ひのとり」に関連した速度向上工事の可能性が高そうです。

また、約1年にわたる今回の工事は比較的規模が大きい工事だったと考えられます。近鉄もかなりお金をかけて速度を上げたのではないでしょうか?

近鉄名古屋線の速度向上工事についても書いていますので、是非見ていってください。

速度向上工事後 河内国分下り線を近鉄特急が通過する様子

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