7月21日、埼玉県の蓮田から東大宮の間にある有名撮影地(通称:ヒガハス)に多くの人が押し寄せたと話題になっています。一体何があったのでしょうか。
目当てはロイヤルエクスプレス甲種
ヒガハスで多くの人が列をなして歩いています。高めの草が生い茂っており細い道を歩かなければいけないのでこのようになりました。どれも似たような見た目だからか、ネット上では「大名行列」「参勤交代」などと言われています。
東北線からの車窓には多くの人だかりが見えました。何も知らない人はこの光景に驚くのではないでしょうか。あまりにも人が多いのと感染者数が増えていることから新型コロナウイルスへの集団感染も懸念されました。
そんな人たちのお目当ては伊豆急2100系ロイヤルエクスプレスの甲種輸送でした。ヒガハス通過時には減速と汽笛が鳴らされました。撮影者からはJR貨物のサービスだと言われています。
いつも楽しく拝見しております。
このヒガハスに限らず、各地の鉄道沿線(それぞれの地元のことを考えると、「撮影地」というのは個人的には不適当かな?)では多くの撮り鉄で密集している状況が見られますが、それによって感染者数が更に増えるだろう新型コロナウイルスは、もはや終息どころではなくなるでしょうね。
しかもヒガハス通過時の減速と汽笛鳴らしは、撮影者が(勘違いして)言っているJR貨物のサービスではなく、あくまで運転中の安全確保のために行われていますので、そのことに撮り鉄は十分認識して欲しいと思っています。
とは言え、現在も感染拡大が続いている新型コロナウイルスの一日も早い終息と、最近になって悪化している撮り鉄マナーの一刻も早い改善を、それぞれ願わずにはいられません。