2020年1月30日、117系電車T2編成6両を昼行・夜行特急用に改造した「WEST EXPRESS 銀河」がJR京都線で初の本線試運転を実施しました。「WEST EXPRESS 銀河」は2020年5月~9月までは夜行特急として京都・大阪~出雲市間を運行するほか、2020年10月~2021年3月までは昼行特急として大阪~下関間を運行する予定です。

夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」初の本線試運転の様子

https://twitter.com/EFcontainer/status/1222723420372099075?s=20

爆音をとどろかせてJR京都線 島本駅の外側線を通過している様子がアップされています。

117系は国鉄時代に製造された車両とあってモーターの音が大きいのが特徴です。夜行特急としては寝られるのかという点は気になりますが、車両の防音設備でどれだけ車内の静粛性が保たれているのかという点も注目したいところですね。

https://twitter.com/muz6v/status/1222720674558443521?s=20

今回の117系を昼行・夜行特急用にもちろん車内も改造されましたが、外観の塗装の他ライトの位置が変更されているのも特徴です。今回の「WEST EXPRESS 銀河」のデビューは新幹線や高速バスが台頭する今の時代に逆行した形となりますが、2020年5月~2021年にかけてどれだけの人が乗車し、目的地の魅力をPRしてリピーターを獲得できるかが運行開始後のポイントとなりそうです。

今回はJR京都線内での試運転でしたが、今後伯備線や山陽本線などでの夜間の試運転についても注目していきたいですね。

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