6月6日に東武鉄道のダイヤ改正がありました。それに伴い東京メトロ日比谷線と相互直通する、座席指定列車のTHライナーがデビューしました。
東武伊勢崎線から都心へのアクセスが便利に
東武線・東京メトロ日比谷線相互直通列車に、初の座席指定制列車「THライナー」が登場! 東武伊勢崎線から都心まで座ったままアクセスできます。 さらに、今まで東武線内の急行列車に乗って日比谷線に乗車するには、北千住駅で乗り換えが必要でしたが、 THライナーは乗り換え不要で日比谷線に直通!通勤・通学だけでなく、お子様とのお出かけにも快適にご利用いただけます。
東武鉄道より
運転区間は東武伊勢崎線久喜駅から東京メトロ日比谷線恵比寿駅までです。なお下り列車は霞ヶ関駅始発となります。乗降に制限がある駅がある上、北千住駅では乗降ができないので注意が必要です。
平日・休日共に上りは朝の時間帯に2本、下りは夕方から夜にかけて5本設定されています。下りは1時間ごとのダイヤ設定なので覚えやすいと思います。
車両は東武70000系をベースにした70070系で、ロング・クロスシート転換に対応しています。フリーwifiが利用でき、各座席にはコンセントとドリンクホルダーがついていますが、リクライニングは他のライナー同様できません。
問題は料金設定で、TJライナーと比べると割高に感じます。とはいえ区間が全く違う上、他社と直通運転をしているので需要はあるのではないでしょうか。ただ心理的に500円超えてくるとどうしても出し渋ってしまうものです。毎日ではなくこの日は座って帰りたいといった使い方になるのではないでしょうか。