JR西日本岡山駅から津山駅を結ぶJR津山線で迷惑鉄オタが線路内に侵入している様子が写した動画が1.5万回再生されるなどTwitterで話題となっています。鉄オタによる線路内侵入によって電車を止めるなど迷惑行為が発生していますが、もし、写真撮影で電車(列車)を止めてしまったらどうなるのでしょうか?
JR西日本 津山線で撮り鉄が線路内侵入 列車が緊急停車
事件が起きたのは2020年4月4日JR西日本の岡山駅から津山を結ぶ、津山線で事件は起きました。鉄オタが線路内に侵入し、安全のため列車が緊急停止する事態となってしましました。
また動画内では乗務員さんが迷惑撮り鉄に向かって何か話をしながらメモを取っています。一体何をしているのでしょうか?
迷惑鉄オタの名前と住所・連絡先を聞いていた模様
動画内をよく見ると高齢者と思われる迷惑撮り鉄が何か身分証明書のようなものを乗務員の方から返却される様子が映っています。乗車していた方によると住所と名前を乗務員さんがメモしていたようです。
今回の迷惑撮り鉄は3人でJR津山線の敷地内で三脚を立て、撮影をしており不法侵入罪として訴えられても文句は言えません。
行為自体は問題ですが許されるべき行為ではないですが、普通こういったことをしてしまった時は「すみませんでした」と謝るのが普通かと思いますが、残念ながらそういった様子は動画の中では確認することができませんでした。
Twitter上では「バカ野郎」「何やっているんだ」というコメントが相次いでいました。このような行為はかつて死亡事故が起きたケースもあり、今回の線路内に侵入についてもたまたま事故が起きなかったケースにすぎません。
今回の迷惑撮り鉄は今後JR西日本から注意が入るだけではなく、列車を止めた賠償責任も請求されることになりそうです。もし家族がいる実家であれば家庭問題にも発展してしまいそうですね。
他路線でも鉄オタによる迷惑行為が発生していて警察沙汰になるケースも
鉄オタによる迷惑行為は今回の件だけではありません。2020年5月7日をもって廃止になる予定の札沼(さっしょう)線の北海道医療大学前~新十津川の廃止予定区間ではすでに鉄道オタクによる迷惑行為が発生しており、車内アナウンスで「撮影のための列車ではありません」という異例の車内アナウンスが放送される事態となっております。この場合では地元高校生を初めとし地元住民の方にも迷惑をかけてしまっているケースとなっています。
最近の出来事としては山手線を走ってきたE231系という車両が本来の引退予定時期を早めて引退したという出来事がありました。これは線路内侵入や人が集まりすぎて運行に支障が出ると判断されたようです。
また、自動改札機でのキセル乗車も相次いでおり、EG20という新型の改札機が導入されたことにより逮捕者が出る事態となっています。
このような鉄オタによる迷惑行為は列車の運行の妨げになるだけではなく、鉄道趣味をやる人全体で趣味がやりづらい環境になってしまいます。このような行為によって鉄道オタクの世間からの風当たりも強くなってしまうので絶対にやめていただきたいと思います。