2021年3月31日、185系OM09編成が東大宮車両センターから長野総合車両センターに廃車回送が行われました。

185系OM09編成 廃車回送の様子

こちらが185系OM09編成の廃車回送の様子です。けん引機はEF64-1032号機が担当しました。

185系OM09編成は最後まで「Express塗装」を維持した編成で、特急踊り子に使用される編成の中でも特に鉄道ファンから人気があった編成の一つです。

また、この編成はクハ185-315という車番のものがあり、Twitter上では「最高でした」というコメントも見られました。

迷惑撮り鉄対策で夜スジに変更?憶測が広がる

前回185系A3編成の廃車回送は昼間に行われましたが、迷惑撮り鉄のせいで中央線が約30分に渡りストップ、209系運転士さんから「公開説教」をされるなど、廃車回送の歴史に残る汚点となってしまう出来事が発生しました。また、警察が出動・逮捕者も出る事態となりました。

テレビで報道されることなども行われ、中央線利用客から撮り鉄バッシングがTwitter上でもおこなれてしまい、撮り鉄のイメージが大きく悪化してしまった出来事でもあります。

今回は夜スジに変更されたという情報は廃車回送前から出回っており、「迷惑撮り鉄対策で夜スジに変更された」との憶測が撮り鉄の方々を中心に行われていました。

夜に廃車回送をするということは運転士さんに深夜の割増賃金を払うことになるので、鉄道会社としてはコストが増えてしまうということになってしまいますが、それでも「中央線がストップしてお客様に迷惑をかけるよりはいい」という判断ももしかするとされたかもしれませんね。

撮り鉄界隈からも「夜になってしまうのは悲しいけど、これは仕方ない」といった声もTwitter上では聞かれています。

今後はマナー守って静かに185系の最後の姿を見送っていきたいですね。

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佐々木義明
佐々木義明
2 年 前に

東大宮構内で廃車の車体を「輪切り」にして、かつ切断面を後ろにして座席など廃材を詰め込んでトラックで拠出し、東武鉄道の「北館林荷扱所」に所在する「高田産業館林駐在所」にて解体するなど「撮り鉄」対策に本腰を上げるべきだと思います。

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